強打、強肩で鳴らしたスター捕手。早すぎる死はショックだった。
1954年4月生まれ。同い年にアンドレ・ドーソン、オジー・スミス、ウィリー・ランドルフ、デニス・マルティネス、デニス・エカーズリー、日本では田野倉 利男、高代 延博、青木 実、鈴木 孝政、吉沢 俊幸、島田 誠、仲根 正広、森 繁和。

サニーヒルズ高から1972年ドラフト3位でモントリオール・エキスポズに入団。

キャリアSTATS

G-Carter


当時としては立派な体。長打を連発して、2年足らずでマイナーを卒業。

MLB初出場は1974年9月16日のニューヨーク・メッツ戦。7番捕手で先発。初安打は9月18日の同じカード、7回に代打で打席に立ち、ジョン・マトラックから右前打。

翌年は主として右翼で起用され、オールスターに出場。新人王投票で2位になる。
76年からは捕手での起用が多くなる。
79年以降は、リーグ屈指の強打の捕手として、オールスターに10年連続で選出される。打率は高くないが、極めて勝負強く、頼れる主軸だった。
捕手としても、抜群の強肩で知られ、78年から7年連続で盗塁阻止率は40%を超えた。

1984年打点王を獲得。この年、大型トレードでニューヨーク・メッツに。メッツでも攻守で活躍。ナショナル・リーグを代表する捕手となる。

1989年メッツをリリースされ、翌年ジャイアンツに。さらに翌年はドジャース。

2000本安打は、1991年7月4日のパドレス戦。6回にグレッグ・ハリスから。

1992年には古巣のエキスポズに戻ってキャリアを終えた。

引退後は、コーチとして活躍。2003年に殿堂入り。カナダの殿堂にも入り、栄光に包まれたが、2012年に脳腫瘍で死去した。


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