岡山県出身の名投手2人が選ばれる。「遅すぎるわ!」と言いたくなる。

2010年以降の投票動向を示す。

HOF-NPB-Expert


エキスパートと言う言葉はよくわからないが、要するにプレイヤー表彰で漏れた候補を別の選出委員が再評価して救済しようということだろう。
選出委員は「野球殿堂入りした競技者および競技者表彰の幹事」ということになっている。要するに年寄りだ。今年は120人選出委員がいたが、7人は投票しなかった。2年連続で投票しなかった委員は除外してはどうだろうか。
エキスパート表彰は、昨年まで7年で4人しか選ばれていない。こちらの候補は高齢者が多い。いずれ選出されるなら、元気なうちにさっさと選ぶべきだと思うが、委員の怠慢によって沈滞していたのだ。

今年の二人も遅すぎた感がある。星野は現役時代+監督実績だが、平松は200勝しているし選出されなかった理由がわからない。昨日、2人は晴れ晴れした笑顔で会見していたが、星野は1月22日、平松は9月19日に70歳になる。
原辰徳も現役時代+監督実績を考えれば1年目で選出されてもしかるべきだ。例の暴力団とのスキャンダルが影響したのかもしれないが、エントリーするなら選ぶべきだ。

土橋正幸、大沢啓二、もうこの世にいない人の票が動くのも訳が分からない。歴史的評価になってしまった人は、他の部門で決めてもいいと思う。

エキスパート表彰の候補からも外れた野球人の中には、加藤 英司、足立 光宏、藤田 平、荒川 博、村上 雅則、大島 康徳、谷沢 健一、有藤 道世、柴田 勲、松岡 弘のように、殿堂入りすべきではないかと思われる人も多い。

外木場義郎が選ばれるのなら、これらの選手はすべて選ばれるべきではないのか。荒川博が亡くなったが、物故者も増えてくるだろう。

エキスパート表彰が機能していないのは明らかだ。改革すべきだろう。

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