特別表彰はさらに訳が分からない。

2010年以降の投票動向を示す。

HOF-Tokubetsu


鈴木美嶺(1921-1991)は公認野球規則の整備に尽力した指導者、毎日新聞記者。郷司 裕(1932-2006)は、アマチュア野球の審判として長年活躍。規則の改定にも関わる。
この二人には共著もある。

特別表彰は、アマチュア野球の競技者、指導者などが対象だが、それ以前に「死んでいること」が条件になっているのではかと思う。
山中 正竹を除いて、ほとんどが故人だ。人物の評価は棺を覆って定まるとは言うが、死んで花実が咲くものかである。

新たにエントリーされる人も故人が多い。中には松原徹のように「死んだから」エントリーされたのではないかと言う人もいる。
谷村 友一、岡田 功、脇村春夫も「死んでないから」選ばれないかもしれない。

アマチュア野球に限定しても、もっと選ぶべき人がいるでしょう。日本生命の杉浦正則、十河章浩、高校野球指導者なら高嶋仁、中村順司、渡辺元智、木内幸男などなど。

豊田泰光がこの枠で選ばれているが、プロ野球の実績ではなく、引退後の貢献度で選考するなら、佐々木信也が入っていないのはおかしい。
前から言っているが、野球そのものではなく、野球文化に貢献した人をこの枠で選ぶべきだと思う。正岡子規を選ぶのなら、灰田勝彦とか水島新司とか、梶原一騎とかも選ばれてしかるべきだ。

宇佐美徹也が外れてしまったのは残念極まりないが。

選考委員は、プロ野球役員および元役員、アマチュア野球役員、野球関係学識経験者ということだが、漫画なんか頭からバカにしているのだろう。
野球がどのようにしてナショナルパスタイムになったのか、よく考えるべきだ。

P3271179


2016年牧田和久、全登板成績【あらゆるリリーフ承ります】

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!