今季MLBで殿堂したジェフ・バグウェルを紹介する。アストロズの準フランチャイズ・プレイヤー。

1968年5月生まれ。同年生まれにロベルト・アロマー、マイク・ピアッツァ、フランク・トーマス(誕生日が同じ)、ジェフ・ケント、ジョン・オルルード、野茂 英雄、長谷川 滋利、バーニー・ウィリアムス、サミー・ソーサ、ゲーリー・シェフィールド、マイク・ムシーナ 、NPBでは金本 知憲、佐野 重樹 、水尾 嘉孝、下柳 剛、飯田 哲也、杉浦 正則 、西村 龍次、内藤 尚行、タフィ・ローズ、 木田 優夫、藪 恵壹、藤井 将雄、山崎 武司、高津 臣吾、矢野 輝弘 、緒方 孝市。ずいぶん人材が分厚い年だ。

1989年ドラフト4巡目でボストン・レッドソックスに。キャリアSTATS

J-Bagwell


MLBデビュー直前の1990年8月30日、ラリー・アンダーソンとのトレードでヒューストン・アストロズに。

MLB初出場は1991年の開幕戦、4月8日のレッズ戦。6番一塁で先発するも無安打。初安打は翌日の同じカード、6番一塁で先発し、4回にホセ・リホから遊撃内野安打。
この年新人王投票でオルランド・マルセドを抑えて1位に。

以後、14年連続で規定打席に到達。アストロズの不動の一塁手として活躍。
3歳上のクレイグ・ビジオとともに長く中軸を担った。

1994年には唯一のタイトルである打点王を獲得。この年にはMVPに輝く。

しかしバグウェルの全盛期はそのあとだろう。
1996年から7年連続で、100四球以上。ずば抜けた選球眼でチームに貢献した。
また100得点も9回記録。ずば抜けた成績ではないが、セイバー的にも非常に優れた選手だった。

2000本安打は、2002年9月1日のドジャース戦。4番一塁で先発し、4回に野茂英雄から左中間に安打。

2006年も1937万ドルを得るが、DL位は言ったまま出場せず引退。

安打数はやや物足りないが、非常にクレバーな打者であり、密度の高い数字を残したと言えよう。


1974年星野仙一、全登板成績【巨人を止めた最多セーブ&沢村賞

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