輝ける20代と苦悩に満ちた30代以降と言う印象。屈指のスピードスター。

1959年9月生まれ。同い年にハロルド・ベインズ、ライン・サンドバーグ、トニー・フィリップス。NPBでは中田 良弘、山口 哲治、尾上 旭、小松 辰雄 、屋鋪 要、池田 親興、三浦 広之、川口 和久 、山沖 之彦、平田 勝男 、二村 忠美、田村 藤夫 。

セミノール高校から1977年ドラフト5巡目でモントリオール・エキスポスに入団。

キャリアSTATS

T-Rains


マイナー時代からすさまじい俊足で頭角を現し、3年目にMLBにデビュー。
初出場は、1979年9月11日、20歳の誕生日の5日前のカブス戦。ゲイリー・カーターの代走で出場。この年は代走のみ。

初安打は1980年7月25日のヒューストン・アストロズ戦。3番二塁で先発し、6回にバート・ロバージから一塁内野安打。

1981年は1番左翼に固定され、3割をキープ、6月末までに50盗塁と驚異的な足を見せ、オールスターに選出される。ストライキでシーズンは短縮されたが、一躍スターダムに。

ここから4年連続盗塁王、6年連続70盗塁以上。盗塁成功率も高く、チームの目玉選手となる。

1986年にはスティーブ・サックスを2厘差で破り首位打者に。年俸は150万ドルを超える。

1990年12月に大型トレードでシカゴ・ホワイトソックスに移籍。
2年間はほぼフル出場したが、成績は低下。故障もあって、出場機会が減り、盗塁数も減る。

96年にはトレードでニューヨーク・ヤンキースに。ヤンキースではわき役に回り、1年ごとにFAと再契約を繰り返す。

99年はアスレチックスと契約するが2000年はオファーする球団がなく、独立リーグのサマーセットでプレー。
2001年は古巣のエキスポスに復帰するも、10月に条件付き移籍でオリオールズへ。

翌年はマーリンズでプレーするもオフにFAになり、引退した。

30歳以降の盗塁は174、20代以前は634。20世紀末屈指のスピードスターだが、尻すぼみの印象は否めない。

10年かけて殿堂入りを果たした。


1974年星野仙一、全登板成績【巨人を止めた最多セーブ&沢村賞

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