投手は殿堂入りのラインが下げられつつあるようだ。

最近の野球殿堂に選出された投手の成績

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星野仙一は、監督としての評価を加味しなければ、殿堂入りは厳しかった。

大野豊もこうしてみると難しい。津田恒美は率直に言って論外と言う感じがする。「広島枠」のようなものが存在するのか。

200勝以下170勝以上の殿堂入りしていない投手と、めぼしい現役投手の成績。

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200勝している山本昌は当確だろう。
そしてNPB唯一の400セーブを挙げている岩瀬仁紀も、文句ないと思われる。

江夏豊は更生して久しいが、記者諸氏はまだ許さないつもりのようだ。死ぬまでダメなのか。

平松と高校時代から切磋琢磨した松岡弘は、選ばれてもおかしくない成績だ。
またMVPの受賞歴のあるサブマリンの足立、33勝するなど先発、救援で大活躍した小野正一も選ばれるべきだと思う。小野の場合「黒い霧」に関与したことがひかかっているのかもしれない。すでに故人だが、再発見されてしかるべき投手だ。

180勝の斎藤雅樹が殿堂入りしたことで、173勝の桑田真澄に可能性が出てきた。MVPを受賞している。
ただ三浦大輔は、タイトル、受賞的ともに乏しく、微妙な線だろう。

上原浩治はNPBでは主として先発、MLBでは主として救援で活躍。変則だが、MLBではレッドソックスの優勝にも貢献している。忘れがたい投手であり、殿堂入りすべきだろう。

最近の良い投手はほとんどMLBで活躍している。野茂英雄や佐々木主浩がそうだったように、MLBでの活躍も評価されるので、岩隈以下、今MLBで投げている4人の先発投手は大いに可能性があるだろう。

1974年星野仙一、全登板成績【巨人を止めた最多セーブ&沢村賞

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