金本知憲というおらおら系のキャラだから仕方がないのかもしれないが、主力選手が詰められている。



鳥谷敬
スポーツ報知
「ここでしっかり踏ん張れるかが、野球人生のポイントになると思っている。駄目ならやめるしかない」


鳥谷は2014年オフにMLB挑戦を口にし、球団は引き止めるために5年総額20億円という巨額の契約をした。すでに33歳になる選手に、非常識な契約だったと思うが、果たして鳥谷は、2015年はともかく、2016年は大きく打撃成績を落とし、遊撃手としても限界レベルまでパフォーマンスが低下した。
契約は今年も含めてあと3年もある。金本監督は、「レギュラーが決まっているのは糸井と福留だけ」と明言した。これは言外に鳥谷にプレッシャーをかけたと解釈できる。

たしかにえらいことではあるが、鳥谷は13年目のベテランである。2000本安打も指呼のうちにとらえている。ここからV字回復するようなことは望めない。
これまでの経験を活かして、まずまず恥ずかしくない成績をめざして、だめだったら若手にポジションを明け渡すしかないのだ。

発言を聞くと、鳥谷は今年不満足な結果に終わったら、大型契約を破棄して引退しそうな勢いだが、ここで自分から「背水の陣」宣言をして、退路を断ってしまう必要性は全くないだろう。

こんな馬鹿な契約を結んだ阪神経営陣にも重大な責任があるのだ。鳥谷が一人で背負い込むことはない。

それに、自分でこんなプレッシャーをかけて、いい成績が生まれるとは思えない。野球は「プレーする」ものだ。
もっとリラックスして、楽しむ気持ちでやらないと、打てるヒットも打てなくなると思うが。

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藤浪晋太郎

スポーツ報知
金本知憲監督は藤浪晋太郎に「20勝200回」をクリアするようにノルマを設定、「藤浪がなげるときは中継がお休みという投手になってほしい」と語った。

別のメディアでは、金本監督は藤浪に「球数減らせ」と厳命したという。

いつも思うのだが、阪神の指揮官は、なぜ「それができたら苦労はせんわ」と言いたくなるような素人臭い要求を、メディアの前でするのだろう。
またメディアも「金本監督、藤浪にノルマを課す」みたいなことを言う。

藤浪晋太郎は、僚友メッセンジャーとともに、セで最も非効率な投手だ。確かに球数を減らす必要がある。そのことは本人もわかっているはずだ。
そして同い年の大谷翔平みたいに快刀乱麻を断つ活躍をしたいとも思っているはずだ。
しかし、それができないから苦しんでいる。

今の藤浪に必要なのは、投球の組み立てを見直すこと、そしてクレバーな配球を構築することではないか。そのためには自助努力だけではなく、老練な智者のアドバイスではないのか?

阪神の一軍投手コーチは金村暁と香田勲男だが、金村は主にブルペン担当だ。
先発担当の香田は、非効率な投球を続ける藤浪にどんな指導をしたのか。金本監督が160球も投げさせた時には、何をしていたのか。
効率的な投球をさせるために具体的な指導をしているのか。
藤浪は周囲の言うことを聞かないといわれるが、果たして的確なアドバイスをしていたのか。

例えば吉井理人のようなコーチなら、藤浪にもっと違ったアドバイスができるのではないか。

金本に限らないが、阪神首脳陣は、選手が不出来だと「選手が悪い」と人前で平気でいう。そして取り巻きメディアもそれを喧伝する。その単純さと陰湿さがやりきれない。

そうこうするうちに、今年の補強の目玉、糸井嘉男が故障したというニュースが入ってきた。
これだって「気が緩んでいる」「根性で治せ」と言いかねない空気だ。

根性や気合で何でも解決するならだれも苦労はしない。阪神はいいかげんに「おらおら」を卒業すべきだろう。

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1976年星野仙一、全登板成績【オール先発も、後半離脱】

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