打撃陣はずっとトップクラス、投手陣がちょっとだけ良くなったので3位になった。しかし根が深い。
左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。
チーム防御率は15位から13位へ。これはケンドリックを放出して、タイラー・チャトウッドがトミー・ジョン手術から復帰したことが大きい。
まだとても一流とは言えないが、二けた投手が3人出た。
救援陣は見るべき投手はほとんどいない。しかしこれもパークファクターによるところが大きい。
2015年の移籍投手の内、多くが、翌年、MLBのチームに移籍できなかった。キャリアを終えた投手も多い。
これはロッキーズにはいい投手がほとんど来ず、実力不足であったり、キャリアの終りかけの投手ばかり来ることを意味している。
このチームで投げるのは苦行に等しいのだ。本拠地の問題は移転しない限り解消できない。
1976年星野仙一、全登板成績【オール先発も、後半離脱】
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確かに高地にある球場はボールが飛びやすく、投手には受難ですが、それは別の方法で解決できるのではないでしょうか。
例えば外野フェンスを極端に高くして(昔の日本の球場のように)、本塁打だけでも防げるようにすれば少しはましになると思います。
また、高地用の特別な飛びにくいボールをコロラドだけでは使用できるようにすることも一考すべきでしょう。形式的な平等には反しますが、実質的公平性は保てます。
さらには完全密閉ドーム球場にして、中の気圧を平地と同じレベルに調整するという方法もあります(高くつきそうですが)。