昨年キャンプ、阪神はマートンを切ってマット・ヘイグを獲得した。彼は右打ち、出世前、中距離打者と言うこともあり大いに期待したが、うまくいかなかった。

確かに、春先に今一つだったのは事実だが、金本監督の眼鏡にかなわなかったという部分が大きかったのではないか。
二軍で109打数37安打2本塁打.313という成績を見れば、じっくり使えばものになっていた可能性もあると思う。
キャンプではオマリーコーチがつきっきりで指導していた。

gome


今季はエリック・キャンベルを獲得したが、早くも金本監督は首を横に振り始めているという。

サンスポ

阪神・金本監督、キャンベルにう~ん…「4番候補としては獲っていない」
「4番を打ってくれたら助かるなと。右の4番としてドーンと座ってくれたら、ありがたいけど。勝負強くて、ホームランを打てる選手は理想は理想。今のところ、いないねぇ…」


「ガイジンいうたらホームランやろが」という昭和の時代の固定観念で、キャンベルにないものねだりをしているのだろう。

キャリアSTATS

E-Campbell


しかし彼はマイナー時代から一度も二けた本塁打を打っていない。打撃はシュアではあるが、中軸を打つタイプではない。せいぜい3番を打って15本と言うところだ。
そのデータを見るだけでも、この選手がスラッガーではないことがわかるはずだ。

また二軍で塩漬けにする可能性が高いのではないか。

そうであれば、マウロ・ゴメスを呼び戻すべきだ。

キャリアSTATS

M-Gomez


ゴメスはKBOのサムソン・ライオンズとの契約が決まりかかったが御破談になっている。

年俸2億円は、値切ることも可能ではないか。

この選手は、一塁守備が非常にうまい上に、コンスタントに打点を稼ぐ。本塁打は物足りないかもしれないが、それでもチームの本塁打王だった。

Gome2


李大浩の獲得に失敗したと報じられている阪神だが、だったらゴメスを保険の意味も込めて呼び戻すべきではないか。


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