武田翔太を選出した根拠についていろいろな意見が出ているのは喜ばしいが、少なくとも私は、競技の中身、技術論やボール、道具の特性については、客観的に説明できるものを除いて判断材料にはしていない。
例えば、WBC試合球への適応の是非について。懸念材料として「そういう要素もある」ことは列挙することはある。投手の不振の原因がそこに起因する"可能性"について指摘することもあろう。
しかし、WBCのボールに誰々が適応していない、と断じることは私にはできない。
WBCの使用球、NPBの使用球は私の手元にはない。たとえあったとしても、その差異が一線級の投手にとってどんな影響を与えるのか、語るべき判断材料がない。
それは多くの読者各位も同じだと思う。
WBCの使用球のギャップの問題は、メディアからの伝聞に過ぎない。その伝聞をあたかも自分で判断したかのように振り回すことはしたくない。
またこの投手のカーブが通用しないとか、速球がどうのとかいう話は、1球レベルの投球を追いかければ素人でも判断が付くだろうが、MLBの主力投手で少しやったことはあるが、NPBの選手では自分で確認していない。
球種に関する問題も、伝聞になってしまうので、私は判断材料にしない。
松坂大輔の投球についてもしかり。成績が悪ければ「制球力が悪い」「無駄球が多い」などと書く。そのうえで「体がだぶついている」「フォームが手投げになっている」と印象論を付け加えるが、その逆はあり得ない。
専門家ではないから、技術論を結果に結びつけることができないからだ。
武田の話もそうだが、あくまで「成績」「起用された実績」で判断するのであって、「武田の投球がWBCで通用するか」を技術的に判断することはしない。できない。
もちろん、野球の試合はたくさん見ているし、365日野球について書いているから、そこらのおじさんよりは詳しいかもしれないが、それでも高度な技術論やフィジカルなテーマを話すことは絶対にできない。
客観的、外形的な話しかできない。そのことを改めていっておきたい。それが当サイトのスタンスだ。
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松坂大輔の投球についてもしかり。成績が悪ければ「制球力が悪い」「無駄球が多い」などと書く。そのうえで「体がだぶついている」「フォームが手投げになっている」と印象論を付け加えるが、その逆はあり得ない。
専門家ではないから、技術論を結果に結びつけることができないからだ。
武田の話もそうだが、あくまで「成績」「起用された実績」で判断するのであって、「武田の投球がWBCで通用するか」を技術的に判断することはしない。できない。
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ただし、2008年の北京五輪や2015年のプレミア12での敗退で見られたようなストライクゾーンの違いからの自滅だったり、国際球でのすっぽ抜け投球というのは、視覚として明確に解る問題だ。
コーナーギリギリをストライクにしてもらえない投手、得意な球種がコントロールしずらく空振りとれない投手、というのは選手選考や起用の上でマイナスにもなるということは留意していた方が良い。
いずれにせよ、武田翔太が最初の28人、投手13人に入らなかったのも、代役一番手だったのも、妥当な評価ではある。