日南の広島キャンプに行ったのは午後で、内野のノックは終わっていたから背番号7を見つけることができなかったが、気になる一人だ。
私は2013年に三塁手の守備のデータを出したが、この時点で堂林は二塁の菊池涼介とともに最も守備範囲の広い三塁手だった。

あのころは若きカープのリーダーの一人だったのだ。

キャリアSTATS

S-Dobayashi


しかし2015年から成績は急落。出場機会も激減し、今や控え選手だ。

数字を見れば、打者としては荒っぽくて完成度が低かった。いろいろと学ばなければならない内野手ではあった。

しかしオールスターに3年連続選ばれるなど、人気先行気味となった。
タイミングの悪いことに、2014年オフにはTBSアナウンサーの枡田絵理奈と結婚。
その翌年から大きく落ち込んだのだから、下品な言い方をすれば、枡田絵理奈はさげなんとやらと言うことになる。

堂林は野村謙二郎監督に見いだされてポジションをつかんだ。そして緒方孝市監督になってから起用が激減した。
そういう人間関係の問題もあろう。
ポジションを何度も変えられたのは、若手が成長したり、新外国人が加入したこともあるが、要するに指揮官の期待に応えられなかったということだろう。

背番号「7」を見るたびに6歳上の姉さん女房の顔が浮かんでしまう。子供もできたが、枡田絵理奈はアナウンサーとして復帰している。家計が苦しいんだと思ってしまう。

このまま消え去るとすれば、オールスター選出3回、規定打席到達1回という変なキャリアSTATSの選手だったことになってしまう。

堂林はトレードに出してもらったらどうだろうか。パ・リーグ当りの厳しい競争にもまれてやり直してはどうなのか。

巨人から日本ハムに移籍した大田泰示が元気そうなのを見ても、そう思う。

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1971~73年新浦寿夫、全登板成績【この1勝までが本当に長かった。苦労したかいがあった】


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