結局、補強ポイントと補強した選手がかみ合っていない。大阪弁で言うと「つろくしてへん」。

左が2016年実績。右は2017年の陣容

NPB-Review HT-H


一塁のゴメスを放出。外野にFAの糸井嘉男、そして三塁にキャンベルを入れた。

この球団は、守備位置と打線の紐づけをせずに補強することが多い。
「糸井がとれそうやからとっとこか」「キャンベルがよさそうやからおさえとこ」

今季の三塁には鳥谷が回る可能性が高い。そうなるとキャンベルとの競合になる。じゃ、どっちかが二塁に回るのか。
結局、一塁はあいたままなのだ。打撃を活かして原口を回すという考えはあるだろうが、いずれにしても整合性はない。

しかも、36歳の糸井は早くも不良資産化しそうな兆候も見える。

キャンベルは中距離打者。

E-Campbell


昨年のヘイグと同タイプ。悪い打者ではなく、じっくりつかえばいい働きをするかもしれないが、金本監督が期待する長打力はない。

補強方針よりも「いける選手をいってまえ」と言う感覚のために、アンバランスなままである。




2013~2016年東浜巨、全登板成績【輝き再び、2ケタ勝利まであと一歩】


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