今日からナショナル・リーグ。
打撃力は一応向上したが、チームの希望ともいうべき打者を気前よく放出した。相変わらずの商売下手のヒューストン・アストロズ=HOUである。
前年と今年の成績の対比。各STATSのアリーグ14球団での順位、各数値の昨対を入れた。

HOU-2011-Bat





昨年、まだ松井稼頭央がいたことが信じられない感じがする。チームの顔、ランス・バークマンを、フラッグシップディールでニューヨーク・ヤンキース=NYYに放出。遊撃のレギュラー候補だったマンゼーラは、クリント・バームスを獲得したのちに放出。
今季もチームは低迷したが、外野のマイケル・ボーン、ハンター・ペンスがそろって3割。ボーンは盗塁でもトップ、3年連続盗塁王も見えていた。この2人を中心にチームを立て直すのかと思ったら、驚くことにフラッグシップディールでボーンをアトランタ・ブレーブス=ATLに、ハンター・ペンスをフィラデルフィア・フィリーズ=PHIに売ってしまった。440万ドルのボーン、690万ドルのペンスの年俸負担を軽減したかったのだろうが、昨年後半、ようやく見えてきた次のチームの形が、見事に崩れてしまっ矢。
結局、規定打席に到達したのは35歳のカルロス・リーのみ。
56勝106敗。MLB30球団で最悪の数字だが、それも仕方がないという支離滅裂なマネージメントだった。
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