一昨日の試合だが、経緯を押さえておきたい。韓国と台湾。
海を隔てた隣国だが、仲が悪いことでも知られている。スコアからも荒れた試合だったことがわかる。

Kor-Tpe


韓国は1回に朴錫珉のタイムリーで先制、2回には陳冠宇、郭俊麟とNPBで投げている投手に襲いかかり5点を奪う。
6-0、圧勝かと思えたが、裏に台湾が4安打で3点。

この2イニングだけで3個の死球。警告試合となる。

韓国は4回に李大浩の二塁打で2点、台湾は9番林哲瑄の2ラン。
台湾は6回に3安打1四球で2点をあげ1点差、7回には陳鏞基のタイムリーでついに並ぶ。

韓国のホームゲームだが、明らかに台湾の応援の方がすごかった。

このまま延長戦に。

両軍の力は互角だったが、韓国には呉昇桓という絶対的なクローザーがいる。彼に2イニングを託し、10回、不振で先発を落ちていた金泰均の3ランで死闘に決着をつけた。

韓国は予選からスタートと言う屈辱は逃れたが、投手陣を立て直さないと次回も似たような成績だろう。

それは台湾にも言えることだ。NPBの二線級の投手をエースに押し立てるようでは、活路はない。


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