大逆転ではあるが、もはや大番狂わせではない。勝っても何らおかしくなかった。
MLB、元MLB選手は、イタリアの方がメキシコよりも多いのだ。

Mex-Itl


メキシコの先発はガヤード、イタリアはこないだまでオリックスで投げていたマエストリ。

ともに初回に失点、マエストリは3回につかまって降板、4回で4-4だったが、5回にメキシコは3点、7回にはダメ押しとも思える2点が入って突き放したかと思えたが、9回、メキシコのオスーナに対し、二塁打3連発、さらに失策、四球、投手交代してペレスが上がるも、勢いを止めることができず、一死も取れずに大逆転負けした。

エイドリアン・ゴンザレス、ブランドン・レアード、MLBとNPBで主軸を張る強打者は鳴かず飛ばず。

メキシコは台湾同様、国のベストメンバーを組むことができず、体制も不安定。
これに対し、イタリアは、元MLB選手を中心にしっかりしたチームを作ってきた。

野球の根付きは浅くとも、マネジメントの力ではヨーロッパの方が優れている。
そう思いたくなるような圧勝だった。


『野球雲 vol.8』出版記念 広尾晃さん&松井正さんトークショー&サイン会


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