今日夜のオランダ戦は、衆目の見るところ2次ラウンド最大の山場だという。私もそう思う。
イスラエルの方が強いように見えるが、イスラエルはチームのまとまりで勝っている。日本と同じタイプだ。そういう戦い方では侍に一日の長がある。
オランダは、日本人選手より能力の高い選手がそろっている。日本はこういうチームが苦手だ。
ただし、今後勝ち進めば同じタイプのチームばかりと当たることになるが。

両チームのスコアをまとめる。

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日本は先制、中押し、だめ押しとバランスよく得点している。
ポイントは1回に2得点し、相手に得点を許していないこと。このことで心理的に優位に立って戦いやすくしている。

オランダは3戦目で失点したが、1、2戦は失点なし。点の取り方はよく似た展開だ。これを見る限り、1回に得点して相手を無得点に抑えることができれば主導権を取ることができる。

打線、日本

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レギュラーで不振な選手がいない。まんべんなく打っている。これは強い。
山田哲人は1割台だが、2本の安打は両方ともチームの先頭打者として記録している。この意識がある限り、外すべきではないだろう。

青木がやや調子を落としている。序盤は国際試合の経験から存在感があったが、粘りがなくなっている。中堅守備でもいいところを見せたが、私は秋山翔吾を起用すべきではないかと思っている。

捕手は小林を変える理由が見当たらない。緒戦でバントに成功してから見違えるように打撃も積極的になった。
ポイントは中堅手だと思う。

オランダ

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MLBの一線級の若い内野手が生き生きとプレーしている。身体能力の高さは、日本人の比ではない。

そして不気味なのは、バレンティンが単打を打つことに徹していることだ。彼が大きいのを打たなくても周りが返してくれることを知っているから、アウトにならないこと、つなぐことを心掛けているのだ。

下位打線はぐっと弱くなるが、上位はMLBでもトップクラスだ。ここを活気づけないようにすることが肝要だ。

やはり立ち上がりがポイントだろう。

オランダは勝ち抜けが決まった3試合目、やや調子を落とした試合をした。日本は中国相手に引き締まった試合をした。士気の点では少し日本が上だと思う。


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