4時間55分。WBCが面白くないって、どの口が言うてんねん、と毒づきたくなる。

オランダの強力な1-6番の打棒をしのいでしのいでの辛勝。

JPN-Dutch


侍ジャパンは、相変わらず好調だったが、オランダも好調。
石川歩は、11月の登板と同様、2回、3回と失点。

その後は膠着状態になったが、なかで5回の小林のタイムリーが大きかったと思う。

小林は本当に戦いながら成長している。苦しい投手陣のリードもこの試合の後半は自信ある態度に代わっていった。

緊張感のある試合運びは、無名の投手たちにもモチベーションを与えるようだ。オランダの救援陣も実力以上の投球をした。

最終回に則本を出したのは、小久保監督の気持ちだったが、それをオランダの打線が上回った。

タイブレークでの勝ちは救援投手の差が出たように思う。バレンティンを引っ込めたのも結果論だが響いた。

しかし、この勝利は決定的に大きい。昼の試合でイスラエルがただならぬ実力を有していることが分かった中で、最低でも並ぶ可能性が大きくなった。

菊池の宇宙人的な守備、青木の老練な打撃、見どころ満載、やっぱりWBCは凄いと思う。


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