快勝ではあるが、WBCは楽な試合はない。

菅野とバノスの先発。

JP-Cuba


菅野は小林のリードで思い切って内角を突いていい立ち上がり。
日本は山田の先頭打者本塁打。山田は第一打席に本当に集中している。以後も安打が出たので楽勝かと思えたが1点どまり。

菅野はデスパイネ以下の下位打線に簡単に打ち崩される。徹底的に研究してきたのだろう。

日本も点を取られるたびに取り返すが、1番、4番、9番しか安打が出ないため大量点にならない。

キューバは打線の組み換えが功を奏し、つながりがあった。

菅野は当初の目論見を裏切る4回で降板。しかし日本はここからが違った。出てくる投手は、すべてすでにWBCのマウンドを経験し、落ち着いていた。6回にアラルコンのタイムリーこそ出たが、徐々に試合は日本側に傾いていった。

キューバは2番手以降がやや落ちる。3人目にクローザーのラヘラ。もう後ろに使える投手はいない。
8回に失策で松田が出塁。ここで3人以外で初めて秋山に安打が出る。小久保監督は当たっている小林に代わって内川を代打に。この思い切りが良かった。内川は犠飛で決勝点を挙げる。
気落ちしたラヘラから、山田が初球を決定的な一発。牧田がぴしゃっと抑える。
侍は役者がそろっている。

救援投手の負担は大きいが、こうなると明日は千賀が先発か。



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