勝ち味が遅いのは問題だったが、やはりレベルが違った。
侍は千賀滉大、イスラエルは一番いい投手であるザイードを上げる。中田翔が先発外れ、一塁は内川。

Is-Jp
(修正)

千賀は先頭のフルドに安打を打たれる。以後も四死球の走者を出したが、失点せず。全くあぶなげなかった。味方は走者を出すが点が入らない展開、しかし千賀は流れを相手に渡さなかった。

ザイードは重そうな速球を投げる。適度に荒れていたため、的がしぼれず、好機を逸する。
苦しい展開だったが、先発が降板すれば、活路が開けるのはほぼ予測された。

果たして2番手アクセルロッドに代わって2イニング目の6回、筒香嘉智がセンターへの本塁打で口火を切る。あとは一瀉千里、打者一巡で5点が入る。

8回にも3点が入り、楽勝ムード。

登板間隔があくことを考え、日本は救援投手を並べて余裕のマウンド。
9回に上がった牧田はやや疲れが見えて失点した。ピンチと言うほどではなかったが、以後、牧田が起用しづらくなったのは、ネガティブな要素だ。

しかし、侍ジャパンの勝ち味が遅くなっているのはいただけない。山田はたびたび出塁しているが、菊池が機能しないために、打線がつながっていないのだ。アメリカラウンドでは、この部分を見直すべきではないか。

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