互いにMLBでもカリビアン・リーグでも顔を合わせている顔ぶれ。格からいえばドミニカの貫禄勝ちかと思えたが。
プエルトリコの先発は、驚くなかれ一昨年、ヤクルトでセットアッパーとして投げていたロマン、ドミニカはカーディナルスのエース、マルチネス。この差も歴然。

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ドミニカはレイエスを引っ込め、セグラを一番に据えた。そのセグラがロマンに安打、続くマチャードの二塁打で無死二塁三塁、早くも先制かと思われたが、カノを敬遠気味に歩かせ、サンタナは右直、併殺。救援投手らしい抑え方をした。

プエルトリコはオーダー変えず。マルチネスの立ち上がりの乱調に付け込み、先制。1回のこの差が大きかった。

しかし2回にクルーズの一発が出てドミニカ同点。まだドミニカには余裕があった。

次の1点はプエルトリコ、4回にマルチネスから失策がらみで追加点

さらに6回にはモリーナの本塁打で2点差。

ドミニカは5回以降1安打。救援投手陣もプエルトリコの方が見劣りしたが、強力打線が沈黙した。

ドミニカは勝ち進むとしても2位通過の可能性が出てきた。そうなると準決勝で日本と当たることになる。

すごい打線と日本投手陣の勝負はぜひ見てみたい。その際にはプエルトリコの攻め方が参考になろう。


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