消化試合、勝ち抜けが決まったチームはかくあるべしという試合だった。投打ともに手を抜かなかった。

プエルトリコは、御大ベルトラン、正捕手モリーナが抜けている。ベネズエラはこれまでチームを引っ張ってきたミゲル・カブレラが抜けた。

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プエルトリコの先発は、昨年ドジャースからMLBデビューしたレオン、ベネズエラは昨年レンジャーズで10勝を挙げたペレス。

プエルトリコはパガン以下自慢の上位打線が機能して先取点を上げる。2回以降も打線は活発で、4回を除いて出塁。

ベネズエラは明らかに意気消沈していた。散発で安打が出るだけ。

6回にプエルトリコは3連打5-0、この裏にベネズエラはオドーアの一発が出て2点を返したが、7回、元ロッテのレデズマにプエルトリコ打線が襲い掛かり、決定的な5点が入った。

今日、プエルトリコで投げた投手は、準決勝、決勝でも中継ぎで投げる可能性がある。彼らにも良い練習になっただろう。

顔ぶれだけを見れば、ベネズエラの方が豪華だが、現有の実力ではプエルトリコが上。特に投手陣の違いがはっきり出たということだ。


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