ドジャースにサヨナラ負けを喫して、小久保監督の口から出たのは「暑さ」、選手の健康面への懸念だった。
この日の球場、キャメルバック‣レンチは、アリゾナ州フェニックスのMLBキャンプにある。昨日のカブスのキャンプ地と同じだ。猛暑の中での試合。

JPN-LAD


ドジャースの中軸には、ついこの間までメキシコ代表でプレーしていたエイドリアン・ゴンザレスが座っている。

4回にドジャースに先制されるが、5回、6回と中田翔、炭谷のタイムリーが出て逆転。
筒香はいい当たりの二塁打を2本、盗塁も見せて積極的に動いていた。

投手陣も武田が4回1失点とまずます。岡田、秋吉、平野、牧田までは上手くいったが、松井裕樹が最終回に2人を歩かせた挙句に逆転サヨナラ打を打たれた。

この投手は本番以外で打たれまくる。信頼感がない。

それ以上に問題なのが、この暑さだ。

前回大会でも、ジャイアンツなどと試合をしたが、これも真夏のキャンプ地だった。

本選はロサンゼルスで行われる。しかもナイターだ。
ロサンゼルスの最高気温は今、15度前後。日本の本州とほとんど変わらない。夜は下手をすれば一桁まで下がるだろう。

灼熱のアリゾナ州から移動して1日で、この気温の中戦わなければならない。緊張しているから風邪をひく選手はいないかもしれないが、体は動くのだろうか。

前回の敗戦の時も、温度差に言及する意見があったが、日本はまた同じ愚を犯している。
ベストコンディションとは言い難い。

同じく東京から移動したオランダも昨日ダイアモンドバックスと対戦して5-12で負けている。そういうものかもしれないが、少しでも早く西海岸に移動して、現地の空気、環境に慣れるべきではなかったのか。

寒さで体が動かない、ということがないようにしてほしい。


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