采配ではたびたび良い手を打った小久保監督だが、選手起用では疑問が残る。
中軸は青木、筒香、中田の3人だった。
3番、青木宣親の戦績
青木は、さすが、と思えるプレーをした。安打は4本しか打たなかったが、7個もの四死球をもぎとったのだ。青木がMLBで評価されているのは、まさにこうした出塁率の高さだ。
しかしながら、こういう打者を3番に置くことには議論の余地がある。
3番には高打率で長打もあるポイントゲッターを置くべきだとされる。
青木は出塁こそするが、打者を返すことはできない。チャンスメイカーだったと言えよう。
ここに坂本勇人を据えていたら、と言う点が惜しまれる。
青木も6番であれば、出塁率が活きてきただろう。7番、8番は鈴木、松田。二つ目の主軸につなぐ役割ができたと思えるが。
4番、筒香嘉智
チャンスであっても、ピンチであっても全く動じない筒香の打席には、全幅の信頼がおけた。
不動の形でのボールの見逃し方、初球からフルスイングする思い切りの良さ。日本に久々に表れたスラッガーだと言えよう。
昨日の試合の8回、ニシェックから打ったあたりは、スイングの強さから「行った」と思えた。そうなれば彼の名声はアメリカにもとどろいただろう。
しかし動くボールによって、微妙に芯を外されたのだろう。
5番、中田翔
中田は小久保ジャパン全40試合のうち、39試合で起用されている。小久保監督が最も信頼を寄せる選手だった。たびたびそれにこたえる一打を打ってきたが、3月14日以降安打はなし。15日のイスラエル戦はついに欠場した。
ドジャース戦でタイムリーを打ってはいるが、腰の状態は相当悪かったのではないか。
内川聖一と言う好打者がいたのだから、彼と交代させるか、せめて打順を下げるべきではなかったか。
小久保監督には遠慮があったのかもしれない。
日本の打線はかつてなく活発だった。それだけにベストの起用をしてほしかった。
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青木は、さすが、と思えるプレーをした。安打は4本しか打たなかったが、7個もの四死球をもぎとったのだ。青木がMLBで評価されているのは、まさにこうした出塁率の高さだ。
しかしながら、こういう打者を3番に置くことには議論の余地がある。
3番には高打率で長打もあるポイントゲッターを置くべきだとされる。
青木は出塁こそするが、打者を返すことはできない。チャンスメイカーだったと言えよう。
ここに坂本勇人を据えていたら、と言う点が惜しまれる。
青木も6番であれば、出塁率が活きてきただろう。7番、8番は鈴木、松田。二つ目の主軸につなぐ役割ができたと思えるが。
4番、筒香嘉智
チャンスであっても、ピンチであっても全く動じない筒香の打席には、全幅の信頼がおけた。
不動の形でのボールの見逃し方、初球からフルスイングする思い切りの良さ。日本に久々に表れたスラッガーだと言えよう。
昨日の試合の8回、ニシェックから打ったあたりは、スイングの強さから「行った」と思えた。そうなれば彼の名声はアメリカにもとどろいただろう。
しかし動くボールによって、微妙に芯を外されたのだろう。
5番、中田翔
中田は小久保ジャパン全40試合のうち、39試合で起用されている。小久保監督が最も信頼を寄せる選手だった。たびたびそれにこたえる一打を打ってきたが、3月14日以降安打はなし。15日のイスラエル戦はついに欠場した。
ドジャース戦でタイムリーを打ってはいるが、腰の状態は相当悪かったのではないか。
内川聖一と言う好打者がいたのだから、彼と交代させるか、せめて打順を下げるべきではなかったか。
小久保監督には遠慮があったのかもしれない。
日本の打線はかつてなく活発だった。それだけにベストの起用をしてほしかった。
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