開幕戦、テレビ観戦。大谷翔平は、こと打撃に関してはスランプはないのではないかと思った。
2試合の成績。

Otani


安打が良く出ている。8打数5安打。
その内容がすごい。

相手投手は遠慮なく内角に投げ込んでくる。わきの下をかすめるような球。並みの打者ならのけぞるが、大谷は動揺しない。

懐が深いということもある。あの身長で、あの腕の長さである。
しかし、大谷はそれだけではないのだ。
インハイのボールかストライクかきわどい球を、腕を折りたたんで振りぬくのだ。

普通の打者がそれをすれば、空振りをするか、どんづまりか、ろくな結果にはならないが、大谷はそこからバットを振って、芯に当てて、まるで定規で引っ張ったような直線的な打球を飛ばすのだ。

引っ張るだけでなく流してもすごい打球が飛ぶ。

これ、スローで見てもどうなっているのかよくわからない。テニスプレーヤーがリターンエースするような感じか。ほかの選手にはこれができない。

大谷が三振するのは、たいてい外に流れる変化球だ。しかしタイミングをずらされることは少ない。

投手にしてみれば、投げるところがないだろう。

新人のころからすごい打者だと思ったが、今は手が付けられないのではないか。

打席の構えもどっしりとして、投手を鋭くにらみつける。筒香と双璧の風格ある構えだ。

この選手は、今のうちに生でじっくり見ておくべきだろう。今年は大谷を追いかけようかな。

年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 南海~ソフトバンク編

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