高野連の総会で、タイブレークの話が現実的な議題として上がったようだ。
スポニチ

竹中雅彦事務局長は「球数制限には否定的な意見が多かった」とし、「何か(対策を)打たないといけないとなると、タイブレークなのかな。流れ的にタイブレークの時では…という意見が多い。かなり風向きが変わってきた」と話した。

毎日新聞系のスポニチはすっとぼけているが、毎日新聞、朝日新聞がそういう論調で記事を書き始めたからだろう。実質的に朝日新聞が動かしている高野連は、そうなると従わざるを得ない。
風向きとは、新聞社のことなのだ。
このあいだも、女子部員の甲子園練習傘下について「風向きがかわって」認められるようになった。

新聞社はいろんなものにびくびくしながら、細々と記事を書いている。自分の意見らしきものはないが、世間の顔色を見るのに敏感だ。
センバツで2試合連続引き分け再試合になって、投手の酷使が話題になりそうだと思ったから、問題提起をしたのだ。
反対に言えば、そういう珍事がなければ、そのままだった可能性が高い。選手の健康のことや社会の価値規範の変化を考えてのことではない。
何か言われると困るから、とりあえず変えておこうということだ。

それにしても「球数制限には否定的」とはどういうことだろう。球数制限をしなければ、投手の肘、肩の故障のリスクを軽減することはできない。
先日の朝日の記事でも書いていたが、タイブレークは、投手の酷使を防ぐという意味では、全く不完全なのだ。

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甲子園の「伝統」に胡坐をかいた高野連は、沽券にかかわると思っているから、自分たちから問題解決をする気はないが、「世の中がうるさいから」「新聞社が行ってくるから」しぶしぶルール改正をしているのだ。後手に回るのも当たり前だ。

11月の理事会で決まるという。7か月も先だ。のんびりした話だ。ひまなのか。

例えタイ・ブレークを導入しても、高校野球が「世界一過酷な野球大会」である事実は変わらない。



先発投手の白星がついたのは何試合目?

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