昨日、高知ファイティングドッグスの北古味潤副社長に話を聞いた。
高知市野球場の来賓室で、北古味副社長に話を聞くことになった。
グランドを見ると、なんと、マニー・ラミレスが打撃練習をしている。肉離れでリタイアしたはずではなかったか。
台湾でも見たが、本当に丁寧に一球一球バットを振って、鋭い当たりを飛ばしている。
そのあとは、ボールを拾い、ネットをかたずけ、他の選手と同じように働いている。

北古味副社長には、マニーのことだけでなく、球団経営や、野球離れへの対策についても話を聞くことにしていたが、突然、部屋にマニーがやってきて、北古味さんに話し始めた。
「このひと、広尾さん、ライター」と北古味さんが紹介してくれると、
「おー」とマニーが握手をしてくれた。
ほんの10数秒だが、ドキドキが止まらない。

マニーの高知での生活については、フルカウントに書いた。

クロワッサン最高、カツオに大満足― 球団副社長が明かすマニーの高知生活

これを読んでいただければ、マニー・ラミレスへの認識が改まるのではないか。

マニーはスペイン語圏の人間だった。おそらく神経質な部分もあって、英語圏でのコミュニケーションは苦手だったのではないか。
スペイン語の通訳を挟んだとたん、話がぱっと進んだというのは、象徴的だ。

本当に日本が気に入っているようだった。弟みたいになってるザック・コルビーはもちろん、若い選手ともコミュニケーションをとっている。
昨日は、愛媛のポロ(元楽天)と話し込んでいた。ドミニカ共和国出身同士。話は合うだろうが、バットを構えてかなり長い時間打撃論を戦わせていた。

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インタビューがすんで、北古味さんに「副社長とマニーの2ショットお願いできますかね?」と言ったら、マニーのところに連れて行ってくれた。写真を撮り終えたら北古味さんが
「彼はマニーを見るために、台湾まで行ったんだよ」と紹介してくれる。
またまたマニーは「おー!」
私はくそ度胸があるから外国人にブロークンでいろいろ話を聞いたりすることもあるが、一言も話すことはできなかった。

頭の中は「わーマニーや」「わーマニーや」「わーマニーや」という言葉がぐるぐるめぐっていただけだった。

5月末には高知を離れる。まだ肉離れは完治していないから、どれだけ試合に出るかどうかは微妙だ。今日はベンチにはいたが、出場しなかった。

高知の気さくになマニー・ラミレスにぜひ、会いに来ていただきたい。


先発投手の白星がついたのは何試合目?

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