昨日、マニー・ラミレスは試合に出なかった。「足が完調ではない」と聞いていたので、出ても代打かなと思っていたが。
四国アイランドリーグplusでは、試合前にライン際に全選手が整列するのだが、マニーはそれにも出なかった。あれ?と思っていたら、国歌斉唱が終わってからばたばたと列に加わった。

昨日は高知のNHKが中継していた。単独インタビューもしたようで、ベンチのマニーをよく抜いていたが出る気配はなかった。

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ただ、8回になってチームのグッズをスタンドに投げ込むサービスをした。最後の一個は、カメラ席の後ろに潜り込んでいた子供にわざわざ渡しに行った。愛嬌がたまらない。

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昨日、中日ドラゴンズの関係者が半ば冗談で「マニー獲得」を口にしたそうだ(東スポ)。

44歳のマニーが、NPBで活躍する可能性はあるのだろうか?

キャリアSTATS

M-Ramirez


全盛期のマニーは本当に恐ろしい打者だった。ミート力が抜群の上に、長打もずば抜けていた。その上、ボールにはほとんど手を出さなかった。そして極めて勝負強かった。タイトルは3つだけだが、ア・リーグではA-RODと双璧の強打者だった。

しかし2009年にステロイド違反でペナルティを受けてからは成績が急落。2011年にドーピングに引っかかり、MLBから姿を消す。

2013年には台湾、義大ライノスに移籍。レベルが低いながらも「腐っても鯛」の好成績を残した。

しかしあれから4年がたっている。まだミート力は衰えていないだろうが、他のパーツには疑問符が付く。

守備は全く期待できない。グローブをもっているのを見たことがない。おそらく守備は本人も考えていない。
中日が取るとすれば、代打でしか使えないだろう。パのチームならばDHの可能性はあろう。

選球眼は衰えていないようだ。威圧感もあるし、じっくり選んで歩くことはできよう。そして安打も打つことはできると思う。
しかし、長打は厳しそうだ。パワーの衰えは明らかだ。また足がないから二塁打も厳しいかもしれない。
それでも打率は残す可能性がある。

愛嬌のある性格で、人気が出るかもしれない。アメリカでの注目度は上がるだろう。その点はメリットがある。

年俸は2~3千万くらいか。NPB的には大きな負担ではない、外国人枠の野手が働いていないロッテや日本ハムあたりはどうか。
クリムゾンレッドが大好きな三木谷オーナーの楽天がとってもいいかもしれない。

いずれにしても2~3か月プレーできればマニーは大満足するだろうから、冷やかしでとってみてもよいかもしれない。

NPBの投手と対戦する姿、見てみたい気はするなあ。


先発投手の白星がついたのは何試合目?

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