デイリースポーツによれば、村田修一が宮本和知に「暇すぎる」と言ったという。
「暇すぎて。勉強できるんで」(中略)「いやいや、やめて下さい!」と遮られると、今度はベンチの方に向かって「暇すぎて!まじで暇すぎるんですよ!」と訴えかけていた。
村田修一は、大選手の域に入りつつある。

S-Murata


大豊作と言われた松坂世代では、唯一2000本安打を打つ可能性があったが、今季は16試合で3安打だけ。NPBは3週間目を過ぎたから、"村田週一"である。

巨人に何を言っても仕方がないとは思うが、昨年全試合に出場し、ベストナインとゴールドグラブを取った選手を控えに回して外国人選手を使っているのだ。

衰えが見えたわけでもない。むしろ原辰徳監督の時代、いろいろと当てつけを食らったこともあり、成績が下落していたのが、昨年、急浮上したのだ。守備がまずいのならともかく、村田は三塁守備の名手だ。昨年もゴールデングラブを獲得している。
37歳の年齢はあるが、この選手を開幕からベンチウォーマーにする理由が全く見当たらない。

「この選手は怪我をしたら困るから、不振に陥ったら困るから、念のためにこの選手をとっておこう」という訳の分からない理屈で、ポジションが重なるレギュラー級を取るのが巨人だ。
昔の巨人のコーチは「他球団のレギュラーも、うちへ来れば控えが精一杯」と自慢げに語っていたが、今はそんなことはあり得ない。
いつまでたっても「野球は9人でやる」ことが理解できない球団だ。

岡本和真を抜擢するならともかく、MLBで通用しなくなったマギーを使っているのだ。MLBでは絶対にありえないあほ補強である。選手と言う「有限資産」の死蔵は許されない。
故障しても一塁にコンバートしてもらえる阿部慎之助とは、生え抜き、新参の差別待遇を感じる。

村田は試合に出られないことで、実戦感覚が衰える。そのうえ、1歳年を取る。キャリアに深刻な影響があることだろう。
マギーが衰えてから使われたとしても、規定打席に達しないだろうし、パッとした成績も上げられないだろう。

NPB的にはなじまない話だろうが、村田修一はトレード期限までに「出してくれ」ということもできる。引退後の日テレ系の解説者の道なんて、今はいいポストでもないんだから、自分のキャリアを考えて動くべきではないか。


先発投手の白星がついたのは何試合目?

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