だから今の投手はなっとらん!ということではないのだが、一応比較してみた。
2016年と同じ、20打席以上立った投手の打率ランキング。1966年。

P-H-1966


久野剛司は前年の第1回ドラフトで阪神に4位で指名されたルーキー。同志社大出身。この年1勝だったが、打撃では3割。結局3勝で終わった。

ご存じ板東英二はこの年救援で13勝5敗と大活躍。クローザーの元祖のような存在だったが、打撃でもこの年がキャリアハイ。

堀内恒夫は巨人の初代ドラ1、ルーキーのこの年は16勝2敗新人王を獲得したが、2本塁打するなど打撃でも活躍した。

2016年と比べてはっきり違うのは「打席数」だ。2016年はメッセンジャーの67打席が最多だが、66年は阪神、村山実の105打席を筆頭に60打席以上が14人もいる。
当然、これは投球回数が多かったからだ。

確かに良く打っている投手が多いが、それは打席数が多いことと関連があるように思う。

しかし城之内邦雄のように103回も打席に立ちながら5安打しかしていない投手もいる。

昔から打てない投手もいたのだ。


先発投手の白星がついたのは何試合目?

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