昨日のオリックス戦で、小林誠司に3回に代打を送ったことが話題になった。

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正捕手にそんなに早くに代打を送るくらいなら、最初から使わなければいい。わざわざ「お前のバットには期待していない」と大観衆の前で恥をかかさなくてもいいのに、という感じがした。

ただ、原辰徳前監督のように、高橋由伸監督を責める気にはならない。
「これが巨人野球だ」とおかしな理屈を振りかざして永年監督を務めていた原とは異なり、高橋は望んで監督になったわけではない。
原をやめさせいのが第一で、あとに松井秀喜か誰かを据えたかったのに、成り手がなかったために、現役を引退させられ、すぐに監督の座に座らされた。
毎度ながらの「讀賣グループの人事異動」の犠牲者という感じもなくはなかった。

追い詰められているのだろう、采配に余裕がない。小林に代打を送ったのも、6度に1回くらいは安打を打つ打者に託する気持ちになれなかったのだろう。

9連敗は巨人の歴史では5回目のこと。8連敗以上も過去8回しかない。そのうち4回は原辰徳監督の時代のことだが、神経がこまやかとは言えない原監督はそれほど動揺していなかったが、高橋監督はそうはいかないのだろう。
1年目は2位に終わり、2年目も優勝を逸することになれば、責任が問われる。そのプレッシャーは半端なものではないのだ。

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フロント、編成は「勝つための準備」をしてくれたとはとても言えない。ポジションが被る選手を何人もそろえたり、ろくに野球ができないコンディションの選手を獲得したり。
彼らとて高橋監督のために金を使ったのだろうが、とてもプロの補強とは言えなかった。

このところの巨人は、賢明とは言えない。チームの熟成、宥和、適材適所を考えた補強などをせず、やみくもに目についた選手をとるだけだ。
高橋監督にも指揮官としての経験を積ませることなく、いきなり監督に据えてしまったのだから。

今日もリードを許しているが、この体たらくの責めを負うべきは、高橋由伸ではなく、フロントだろう。
そろそろナベツネ老人が文句を言い始めているようだが、野球が好きでもない老人も含めて、組織の論理で動いている小役人はみんな退場させるべきだろう。

9連敗と地を這うような低迷が続いていたオリックス・バファローズは、巨人との連戦で息を吹き返した。
「暗さ競争」「余裕のなさ競争」でさらに下を行く巨人と当たって、自信を取り戻したのだろう。

巨人は、長い目でチームを立て直す肚をもたないと、このまま終わってしまうだろう。


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