ここ数日、セは踏ん張っていたのだが、昨日、今日でパは9勝3敗、これで今季の交流戦の大勢はほぼ決まった。
今季の交流戦の戦績。

kouryuusen-20170611


6月2日にパの勝ち越しが早くも二けたになる。3日には13となるが、そこからセが盛り返し、6,7日には7まで迫る。

しかしここからじりじり負けが込み始め、いまは-13。
パは43勝しているが、総試合数は108、引き分けが一つあるので54が勝ち越しライン。
あと11勝でリーグの勝敗は決する。下手をすると来週水曜日にも決まってしまいかねない。

セの負け越しは、リーグの球団がまんべんなく弱いのではなく、お荷物球団がある場合が多い。

これまでは横浜、広島がその代表選手で、巨人は孤軍奮闘している印象があったが、今年は巨人とヤクルトがともに1勝の体たらく。2球団で19もの負け越し。

巨人、ヤクルト以外ならセは勝ち越していることになる。

パの6球団のうち、負け越しは日ハム、ロッテの二つだけ。あとは、巨人、ヤクルトの白星配球を受けて潤っている。

相変わらずソフトバンクは交流戦が得意だ。

最近はセの方から「交流戦をやめよう」という声が出ている。「リーグの独自色が失われる」と言っているようだが、あまりにも見苦しい。

セは「弱い方」のリーグだが、同時に「古い方」「頭が固い方」「自分のことしか考えていない方」のリーグともいえる。

交流戦の興趣を損なっているのは、負け続けているセ・リーグの方であり、パに責任はない。「手加減せよ」とは言えないだろう。

交流戦をやめる選択肢はあり得ない。DH制を導入するなり、「弱い方のリーグ」が改革するのが筋というものだろう。



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