阪神株主総会、オレンジ車両は巨人連想 男性株主「変える予定は?」
今や恒例となった阪神電鉄の株主総会でのトラキチ発言は、電鉄本社への批判の矛先をそらすガス抜きの役割を果たすが、発言者はおよそ良質のファンとは言えない。

毎年、質の悪い"ファン代表"の発言を許す阪神電鉄の意識の低さも相当なものだが、今年の発言は、例年以上にひどすぎた。

サンケイ新聞

質疑応答では、男性株主が阪神電鉄の急行系車両のオレンジ色が最大のライバルである巨人を連想させると指摘。「気分が悪いので口にも出したくない」と球団名こそ出さなかったが、「変えるつもりはないのか」と強く要望した。


この男は、阪神電車に乗っているのはみんな阪神ファンだと思っている。だから虎カラーにせよと迫っているのだ。

hanshin


電鉄のようなインフラは、沿線住民だけでなく、移動目的での利用客も含め、不特定多数の顧客をもっている。阪神ファンは、決して多数派ではない。
わずか40数キロの営業キロしかない阪神電鉄が、上場企業として社会の信頼を得ているのは、公共財として多くのユーザーに安定的なサービスを提供しているからだ。

調査はされていないだろうが、阪神電車の乗降客のうち、阪神ファンは絶対多数ではないだろう。阪神間の住民には、巨人ファンも、他のチームのファンもいるはずだし、そもそも野球離れの中で、野球のことに全く関心のない乗降客が大部分なのではないか。

まして最近は、近鉄と相互乗り入れをして、阪神電車は近鉄奈良まで行っている。さらに、阪急電車と経営統合して、阪急阪神ホールディングスの傘下に入っている。昔の阪神とは全く違うのだ。

このあほの阪神ファンは、そういう前提を知らないか、あるいは知っていてわざとそう言っているのかは知らないが、言外に「阪神ファン以外は人ではない」「巨人ファンは乗るな」と言っているのだ。
受けると思っているのだろうが、洒落にならない。そもそも株主総会を低レベルのいちびりの場にして良いはずがない。面白くもない不愉快な冗談で、貴重な時間を割くのは不適切極まりない。

メディアは、毎年阪神ファンの株主がどんなあほなことを言うかを期待して集まる。
「電車の色を塗りかえろ」は、おいしい話題だったかもしれないが、この発言は「阪神ファンはみんなこの程度のあほや」と思わせかねない。

この男は「阪神原理主義者」なのだ。イスラム原理主義者がイスラム教のイメージを世界中で汚しているのと同様、「阪神ファン以外は非国民だ」と言いかねない阪神原理主義者も、ほかならぬ阪神タイガースの印象を悪化させている。

何度も言っているが、「阪神ファン」は「吉本興業」とともに、関西人を下品で野卑で、本能丸出しの人間だという誤ったメッセージを全国に発している。
阪神も吉本も、ついこの間、関西に湧いて出た新参者だ。関西の文化とは無縁の、田舎者の集団だと言ってもよい。

株主総会でのあほ発言は、関西全体のイメージを毀損しかねない。阪神電鉄のイメージも損なわれる。いい加減にやめてはどうか。

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