張本勲がどんな選手であるかは、Number Webで紹介した。それを知ってか知らずか、昨日の「サンデーモーニング」では、通算安打数の話が出た。

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青木宣親の日米通算2000安打の話が出て、その流れで
以下報知
司会の関口宏(73)が「イチローさんに抜かれてちょっと悔しかったという時もあったと思いますが」と聞くと、張本氏は「抜かれてないよ」と即答。「日本では私が一番ですから。そうだよ」と日米通算のイチローとの違いを強調し胸を張っていた。張本氏の考えに関口は「そういう取り方もあるんだ」と漏らしていた。


青木の日米通算は、あくまで参考記録であり「まあ、よかったね」という程度の記録なのは周知の通り。
アストロズの4番目の外野手、青木は新鋭フィッシャーの昇格によって、トレードのうわさも出ている。2000本で喜んでいるような余裕はないはずだ。

関口が「イチローさんに抜かれて」というのは、詳しくないから仕方がないかもしれないが、イチローの日米通算安打もオフィシャルではないし、NPBにもMLBにも両方の記録を合算した数字は記載されていない。あくまで参考記録だ。

「そういう取り方もあるんだ」は、ここ10年ほどの間に無責任なメディアがふやかしふやかしして、日本人選手を不必要に偉大に見せかけけてきた結果だ。

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清宮幸太郎が高校記録を抜くとか、いい加減な記録を捏造してはマスメディアはマッチポンプをしまくっているが、そういうことをすればするほど、イチローや清宮の本当のすごさ、力は見えなくなる。それを見極めようという興味も薄れてしまう。
リスペクトがない、失礼極まりない報道だ。

どんなに時間が経とうとも、イチローの日米での記録が、NPBの張本の記録を抜くことはない。MLBのピート・ローズの記録もしかり。
イチローは偉大で、不世出だと思う。同時代に生まれ、そのプレーを目の当たりにしたことは、誠に幸せだと思うが、それこれとは別だ。
何度も言っているが、改めて言う。

「そういう取り方もある」のではなく「そういう取り方」しかない。
張本勲が憎たらしいのは事実だが、同時にNPBの通算最多安打記録保持者であることも、小動もしない。



衣笠祥雄、全本塁打一覧(前編・1965~1974)|本塁打大全

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