こうして数字を見ると、阪神の問題点が浮かび上がってくる。
打撃成績。下段の数字は上位9選手のRCの合計。
打線は広島には及ばないが、中の上の顔ぶれだ。しかし全く迫力がない。
これは、選手をフルで使わず、調子のよさそうな選手をとっかえひっかえしているからだ。
3割30本を打つ力のある野手が2人いて、この二人を併用しても、両方合わせて30本塁打になることはまずない。
選手は、不振な時も我慢して使うことで、コンディションを調整し、シーズンを戦う経験値を挙げていくのだが、金本監督は打たないと選手を引っ込める。「信頼していない」というサインを送る。
結局、中途半端な選手がごろごろできてしまう。
いわゆる「兵力の分散投入」になっている。
投手成績。下段の数字は上位13投手のPRの合計
投手陣はセ・リーグ1である。メッセンジャー、秋山、能見は、傑出してはいないが着実にイニングを消化する。
藤浪も一軍では数字は良かった。使ってみれないいのだと思うが。
救援陣はずば抜けている。桑原、マテオ、ドリス、岩崎、高橋聰、藤川までもが復活している。
しかしながら「勝ち試合」でマウンドに立つケースが少ない。宝の持ち腐れだ。
打線をしっかりさせないと、優秀な投手陣が活きてこない。
7人の打者 vs 23人の張本勲 |バットマンレース・スピンオフ/a>
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投手成績。下段の数字は上位13投手のPRの合計
投手陣はセ・リーグ1である。メッセンジャー、秋山、能見は、傑出してはいないが着実にイニングを消化する。
藤浪も一軍では数字は良かった。使ってみれないいのだと思うが。
救援陣はずば抜けている。桑原、マテオ、ドリス、岩崎、高橋聰、藤川までもが復活している。
しかしながら「勝ち試合」でマウンドに立つケースが少ない。宝の持ち腐れだ。
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楽しみに記事を拝見しています。
阪神に対しての評価について疑問が。
金本監督は育てながら勝つ を標榜しており、
その意味ではベテランを休ませながら若手のチャンスを有限なものとして与える。
それ自体はかなりうまくいっているとはいえるのではないでしょうか。
ゴメスが抜け、福留の加齢による衰え、などシーズン前のリスクファクターをうまく回避できている、と私はみています。
順位にもそれは表れており、シーズン後半になると一段と層が厚くなる、とそのように考えております。
ですのでこの指標の見方ですとレギュラー固定のほうがスコアはよくなりますが、だからといってチームとしての力や育成、体制まで論じることは出来ないと私見として申し上げます。