こうして数字を見ると、阪神の問題点が浮かび上がってくる。
打撃成績。下段の数字は上位9選手のRCの合計。

2016-2017 HT-H


打線は広島には及ばないが、中の上の顔ぶれだ。しかし全く迫力がない。
これは、選手をフルで使わず、調子のよさそうな選手をとっかえひっかえしているからだ。
3割30本を打つ力のある野手が2人いて、この二人を併用しても、両方合わせて30本塁打になることはまずない。
選手は、不振な時も我慢して使うことで、コンディションを調整し、シーズンを戦う経験値を挙げていくのだが、金本監督は打たないと選手を引っ込める。「信頼していない」というサインを送る。
結局、中途半端な選手がごろごろできてしまう。
いわゆる「兵力の分散投入」になっている。

投手成績。下段の数字は上位13投手のPRの合計

2016-2017 HT-P


投手陣はセ・リーグ1である。メッセンジャー、秋山、能見は、傑出してはいないが着実にイニングを消化する。
藤浪も一軍では数字は良かった。使ってみれないいのだと思うが。

救援陣はずば抜けている。桑原、マテオ、ドリス、岩崎、高橋聰、藤川までもが復活している。

しかしながら「勝ち試合」でマウンドに立つケースが少ない。宝の持ち腐れだ。

打線をしっかりさせないと、優秀な投手陣が活きてこない。

7人の打者 vs 23人の張本勲 |バットマンレース・スピンオフ/a>

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