高野連の発表によれば、今年の男子硬式野球部員数は、161,573人。前年よりも6062人、3.6%減少した。ここまで大きな減少は、高野連が部員数を発表し始めた1982年以降では初めてだ。

高野連発表の資料を加工した。

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重要なのは高校1年の部員数の増減だ。
2年生、3年生は継続するかどうかの問題であって、競技人口の増減と直接関係はない。

1年生の入部数は毎年増減の波があるが、ここ3年は減少し、今年は3111人と、1985年に次ぐ大きな下げ幅となっている。

今年の合計の数字が6000人以上減っているのは、過去3年の1年生の入部減少数がそのままタテに積み上がったからだ。

当サイトでは何度も紹介しているが、小学校の軟式野球、中学軟式野球部の人口は2010年を契機として30%以上減っているが、高校野球だけは増加しないにしてもはっきりした減少傾向は見えなかった。
少子化が進行する中で、高校野球だけが減っていないのは異常な数字だった。
それは女子部員を8%程度含んでいること、臨時部員も含まれていることが大きいとされるが、そうした「水増し」を含めても、低落傾向は覆い隠せなくなっている。

学校数が減少していないのは、「加盟校数」であって「参加校数」ではないからだ。9人そろわなくても、部員さえいれば加盟校になる。
2012年以降、連合チームを無条件に認めたことで、そういう学校の野球部も廃部になっていない。

継続率が高いのは、主として私立高校が大量に野球部員を取り、試合に出られなくても学費収入を得るために、退部させることなく在籍させるからだ。そういう選手のフォローをするようになってきている。

高校野球の部員減が明らかになれば「野球危機」は、顕在化すると思われる。いよいよ時間がなくなってきた。

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