小川泰弘は、2軍での3試合も含めて、2016年まで一度も救援登板をしたことがなかった。
純然たる先発投手だと言ってよいだろう。
キャリアSTATS

Y-Ogawa
(修正)

2012年創価大からドラフト2位で入団し、キャンプで頭角を現す。
ノーラン・ライアン張りの派手なフォームはこけおどしではないかと言われたが、勢いのある速球を主体に切れ味良い変化球で最多勝。

以後も、先発一本でやってきた。投球を覚えられるとともに、被本塁打が増え、成績は不安定になるが、ヤクルトでは石川雅規とともに、ローテを維持する2本柱と思われてきた。

侍ジャパンのユニフォームに袖を通したこともある。

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今季は5月末に故障で戦線離脱したが、そこまでは上々の投球内容だった。

二軍で、救援転向を言い渡されたようで、救援登板を2回経験。2回を無失点に抑える。

6月末に復帰するとともに救援投手に転向。6/30はホールドを稼いだが、初めて最終投手としてマウンドに上がった7日、1回を投げて5被安打1与四球3被本塁打自責点6で大敗を喫した。

先発投手が救援に回るのは、必ずしも「降格」と限ったことではないが、エースのプライドをもつ小川には不本意なことだったかもしれない。

もともと被安打も与四球も多いのだ。塁に走者を残しながら粘って回を重ねていくタイプだ。1イニングに集中するクローザーは向いているとは思えない。

ヤクルトは秋吉が二軍落ち、ルーキ、近藤も今一つ。久古も投げられず。2015年にあれほど機能した「勝利の方程式」が跡形もなくなっている。
バーネットが抜け、オンドルセクは翌年、チームと喧嘩。優秀だったロマンも放出。このあたりマネジメントのまずさが際立っている。
先発陣は、ブキャナン、星、原が良くないなりにも頑張っている。
そこで「小川を」ということだったのかもしれないが、小川はヤクルトの投手陣の柱だったはずだ。

不本意な登板で大失敗させることで、今後の起用が難しくなった。誰のためにもならないコンバートだ。

もともと神宮は小さな球場で、打たれることはある程度織り込み済みのはずだ。
投手についての首脳陣の無策が、あたらエース候補を潰し、チームに沈滞ムードをもたらしたとすれば、その罪は重い。


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