bunchousannさんのご指摘で、朝日新聞の記事を読んだ。

高校野球「ションベン正論」はいらない マキタスポーツ
マキタスポーツなる芸人が、高校球児の健康面を気遣う論調を
「ションベン正論」と決めつけ、
そもそもみんな「正しい」とか「間違っている」とかの視点で高校野球を見ていない。面白いから見ている。「すげーな高校野球」と思った経験が圧倒的に強いので見ているんですよ。

と言っている。

甲子園を商売のタネにしている芸人は何人かいる。
アンジャッシュ 渡部建は、本まで書いている。マキタスポーツはこの芸人が有名女優と結婚して「逆玉」になったのを機に、そのポジションに入りたいのかもしれない。

また、朝日新聞に阿りたいという芸人根性もあるのかもしれない。

「ションベン」とは、道具屋の符牒で「買わずに冷やかして帰るせこい客」のことだが、ここでは本腰を入れて議論する気がなく、外面だけでものを言っているせこい奴、ということになろうか。

地球温暖化が異様なスピードで進むなか、高校球児の健康面を気遣う関係者は増えているが、そういうまじめな議論をも「ションベン」と断定するのは失礼極まりない。
しかし発言者は「芸人」である。発言を「洒落」だと言い逃れすることができる立場である。この男の存在そのものが「ションベン」みたいなものだから、まじめに取り上げることはないのかもしれない。

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しかしながら、このションベン芸人の意見を「『ションベン正論』はいらない」というタイトルまでつけて自社のメディアで発表した朝日新聞には、明確な意図があったはずだ。

高校野球はいろいろ言われているが、多くのファンは「今のままでいい」と言っている。反対する奴は「ションベン」だ、と言いたいのではないかと思う。

新聞社の意見としては言えないから、芸人の口を借りて言わせた。
「芸人の言うことだから本気で怒るのは野暮ですよ」という芸人蔑視を含む「保険」をかけながら、朝日のスタンスを表明したのだと思う。

朝日新聞が高野連と一緒になって、野球の改革に抵抗しているのは、多くの人が知っている。少しは変わってくれるものか、と期待していたが、その気はないようだ。
マキタスポーツ同様、高校野球を「正しい」とか「間違っている」とかの視点でみてはいないだろう。

野球危機がさらに顕在化した時に、この記事を改めて取り出してみたい。忘れるわけにはいかない、由々しき記事だと思う。


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