テレビ観戦していたが、やはり彼はただモノではない。復調著しい石川歩から決勝打含む2安打である。
昨年、台湾のウィンターリーグで、次元の違う活躍をした。目の当たりにして、すっかりほれ込んだ。

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小さいが、目いっぱい振りぬくのだ。柳田悠岐のスケールはないが、シャープさでは上回るのではないか。

ボールをとらえる巧みさと言い、そこからの飛距離と言い、かつて見たことがない打者だ。門田博光に似ているという評価もあったが、もっと軽やかで、繊細な感性を持っている。

春季キャンプでも注目したが、元気がない印象だった。

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フルスイングが売り物だが、そのために腰痛が持病になっていて、キャンプ終盤にはバットがふれなくなった。

糸井嘉男がいなくなっても、吉田の成長で打線は十分に埋まると思われただけに、これは痛かった。

5月に一度復帰のうわさが立ったが二軍戦で1試合出ただけで引っ込む。

今季は二軍でも5試合しか出ていない(14打数3安打1本塁打2打点.214)が、今日、3番DHで先発し、3回と8回に中前打。いずれも得点に結びつく殊勲打で2打点を挙げた。

雰囲気がある。石川は今日素晴らしいコントロールをしていたが、落ち着いて中前にボールを運んだ。
腰は気になるが、彼の打撃を追いかけようかなと思う。オリックスもポストシーズンに一縷の望みを託して良いかもしれない。


7人の打者 vs 23人の張本勲 |バットマンレース・スピンオフ/a>

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