いや、蒸し暑い中、2時間も並んで京セラドームに入った。最近、プレスパスですいすい球場に入るような横着を覚えたが、いい年をして野球ファンの原点を忘れちゃいけません。
大谷翔平が出る。しかも吉田正尚と対戦する。
前半戦最大の見ものではないか、ということで見に行くことにしたのだ。

割とよい席だった。通路に近く、やたらと人が前を通るので、600ミリのレンズを向けるのがやや難しかったが。

昔、うちの近所に住んでいて、私の祖母から「萬田さんの娘さん」と呼ばれていた女優が始球式。

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大谷翔平はやはり遠目でもはっきりわかる。10頭身ですよ。外野でゆっくりキャッチボールをしている。

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オリックスの先発も豪華、金子千尋。彼も風格が漂うようになった。

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大谷の初球は155km/h、続いて158km/h、場内が沸く。私はほぼ横から見ていたのでよくわからなかったが、ストライクゾーンから大きく外れていたようだ。

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小島四球、駿太三振、で、注目の吉田。最初のインパクトは「ずいぶん黒いな」ということ。二軍暮らしが長かったのだ。
昨年、大谷とは2打数0安打だったが、一ゴロ併殺。

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2回、大谷はロメロを三振に切って取るが、小谷野を歩かせる。ストライクとボールがはっきりしている。
マレーロのぼてぼての当りはレアードが取れず。内野安打となる。ことしは寿司の動きが悪い。
ここでT-岡田の安打が出て満塁。下位打線にこの男がいるのは効く。

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コーチが来る。ナインがマウンドに寄る。
吉井コーチ「ちゃんと投げてや、ほな」

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大城は賢明にも四球を選ぶ。肩を怒らせながら。

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「はい、おしまいー」という感じで降板指令、うつむきながら大谷はベンチへ。29球だから予定数終了ではあるが。

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大谷翔平は、抜群の破壊力を持ちながら、すぐ壊れそうで、なかなか実戦投入できない。「ナウシカ」の巨神兵のようなものだ。

後に上がったメキシコ人の投手が、満塁の走者がいるのは「面倒さ」とばかりに伊藤光に景気よく二塁打を打たれた。これもレアードの守備に難ありという感じだが、これで大谷に自責点がさらに3つついて、27.00という派手な防御率になった。

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前半戦最後ということで、いろんな選手が出て見ごたえがあったが、吉田正尚はヒットが出ず。腰を痛めてはいないか、と心配しつつ、満員御礼の出た京セラドームを後にした。

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ボビー・マルカーノ、本塁打大全


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