結局、今の巨人の成績に、グループの「誰か」が満足していなくて、戦犯を作って責任を取らせようとしているのだろう。昭和の古臭い会社が良くやる人事異動だ。

斎藤雅樹2軍監督(52)を1軍投手コーチに
尾花高夫1軍投手コーチ(59)をブルペン担当に
田畑一也一軍ブルペン担当投手コーチ(48)を広島専属のスコアラーに
内田順三巡回打撃コーチ(69)を2軍監督に。


ポイントは尾花高夫コーチだろう。投手陣の問題、特に救援陣の駒不足などの責任をとらせた。要するに投手の配役は、斎藤雅樹に任せることになる。

斎藤雅樹は、手腕によってはポスト高橋由伸とも考えられる。

田畑一也は今年大きく負け越している広島対策のスコアラーになるということだが、今更という印象がある。

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少し前には、GMが、堤 辰佳から鹿取義隆に交代した。

これらの一連の「人事異動」は、タイミングを考えても「懲罰人事」だ。定例の人事であれば、シーズン中に行うはずはない。
重要な職責から外れた堤 辰佳、尾花高夫は、チームの不振の責任を取らされての「解職」「左遷」だ。

巨人は貧打にあえいでいる。本来なら打撃について責任追及があってしかるべきだが、打者出身の高橋由伸監督にまで責任が及びかねない懲罰は現時点ではできないので、投手コーチを中心にクビのすげ替えを行ったのだろう。

これは一般的には、ファンの方を向いて、「不振の責任をとらせましたから」というサイン送っているように見えるだろうが、実際はそうではない。

野球をあまり知らない最高権力者の渡辺恒雄が、自分の威光を示す意味もあって、この時期にこういう人事をさせたのだろう。
ナベツネは、今は巨人とは直接関係がないことになっているが、影響力を意識した発言を度々している。
「一番偉いのは俺だ」と91歳はいまだに吠えているのだ。

今の巨人の不振の原因が何なのか、どこがいけなかったのかを深く理解することなく「あいつらに責任を取らせろ!」と癇癪を落としたのだろう。

次には村田真一、江藤智ら打撃系のコーチのすげ替えが行われるかもしれない。そのあとに監督だろう。

今回の人事は、現場を委縮させるだけでろくな効果はうまないだろう。

今の巨人の愚かさの根源は、渡辺恒雄を頂点とする権力者側にある。彼らが現場の地道な努力を理解せず、無理な補強をさせたことが若手が育たない体質を作っている。

本当に巨人を強くしたいのなら、素人で野球への愛情もない権力亡者の影響を断ち切ることが一番だ。

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