「あの選手は成績はいいけど、それほど貢献度は高くない」
「あの投手は、勝ち星は上がるけど、すごい投手ではない」
みたいな話は、球場でも、飲み屋でも聞くことができる。そういう話は楽しいものだ。
ファンは、チームや野球選手について自由にものを言うことができる。当然の話だ。
どんな極論も、どんなえこひいきも、ファンの間では許される。極論の方が、面白い。
無理やり理屈をこね上げることにこそ、野球論議のだいご味があると言ってもよい。

Numeber


私はNumber Webで連載をさせていただいているが、この連載のコンセプトも「酒の肴」である。
文字通り、野球ファンが居酒屋で野球談議に花を咲かせる「肴」にしていただこうと思って、過去の記録の中から意外性のあるもの、面白いものを選りすぐっている。
しかし、Number Webは、公的に世間に情報発信しているから、虚偽や極論を書くわけにはいかない。
文春の編集部もそういうのを出せばチェックされる。優秀な校閲が修正する。
つまり、「酒の肴」的な議論であっても、「公論」的な要素が付加されていくのだ。

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当サイトはそこまでの公的性格を帯びているわけではないが、年間1000万PV程度のアクセスがあるので、やはりある程度の客観性が必要だと思っている。

また当サイトは「記録」のサイトだから、記録を根拠として話している。それが基本スタンスだ。

反論する読者にも、それなりの客観性と根拠を求めたい。

「俺の印象としては、あまり貢献度が高くない」
「気のないスイングをしている」
「ファンの信頼度は高くない」

印象論として否定しない。私も試合を見に行ってそういう感想を書くことはある。しかし、選手の評価をするうえでは、それをそのまま書くことはできない。

「やる気のなさそうな態度」の選手が、成績が悪ければ、それは「やる気がない」ということになる可能性はあるが、「やる気はなさそう」に見えても、数字が良ければ、それは言えない。
印象論より客観論、印象論より数字に信頼を置くのが当サイトのスタンスだ。

「成績はいいけど、貢献度は低い」と評価をするのなら、それを表す具体的な根拠を示さなければならない。そうでない限り「好き嫌い」と同列だ。

また、「プロ野球関係者が言っているから」「専門家が言っているから」という意見もうのみにしない。
野球の専門家にはしっかりした経験があり、それなりの根拠のある意見を吐く人もいるが、六に記録を確かめることなく、印象論で、好き嫌いでものを言っている人も多い。

川藤幸三はこんなことを言う。
アナ「新外国人の〇〇選手は、メジャーで00本のスラッガーで守備も優秀です」
川藤「ほんなら、なんで日本に来たっちゅうねん!」

専門家にもこういう人がいる。
野球人、専門家の言うことも、飲み屋のおっさんが言うことも、客観論として成り立つか、説得力があるかで判断する。

そういうお前は何者だ!といわれれば、ただの素人だと答えるしかないが、素人でも、むしろ素人だから固定観念なしにものを観たい。文章を書きたい。

当サイトには敬服するようなレベルの高い人も、そうではない人も来られるが、改めてそういうスタンスであることを表明しておく。

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1968年のセ・リーグ投手陣 リリーフ詳細版


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