昨日は、山口県の宿で巨人-中日戦を見ていた。今日あたり岩瀬がでて最多登板記録に並ぶかなと思ったからだ。
ちなみに、鶴岡一人の父母の郷里、周防大島に渡るため、柳井に泊まったのだが、広島から各駅停車で1時間余の距離ながら、カープの中継はやっていなかった。

解説は原辰徳。この人がかなりの天然であることは、監督をやめてから徐々に明らかになっている。

アナ「巨人がこの先、勝つには何が必要でしょう?」
原「打つべき人が打ち、投げるべき人が投げることですね」

アナ「巨人の救援投手陣に足りないものは何ですか」
原「何と言うか、もろもろの気迫というか、気合というか」

本当に、これで何回も優勝したのかと思う。

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昨日も、翌日の先発が、小笠原慎之介と菅野智之の東海大相模対決だと知ると

原「明日、やらせてほしかったなあ、ピンチヒッターということで」

とか気楽なことを言っていた。そんなに年寄りではないが「放言」に近い解説だ。

ただ、昨日は耳をそばだたしめることも言ったのだ。
8回、前の回に中日にきて初めて投げた谷元圭介が、マギーに一発を浴びて4-4の同点になって、巨人はマシソンがマウンドへ。

その立ち上がりをとらえて先頭の福田永将が右翼スタンドへ一発を放り込んだ。

原「やりましたねえ、福田、彼はいいバッターなんですよ」
と、福田のことを語り始め、
原「何しろジャイアンツカップに出ていますからねえ。ここでブッ飛ばしましたからねえ」
原が福田をブッ飛ばしたのか、と思ったが要するに、東京ドームでホームランを打ったということらしい。

福田は中学時代にMLBからスカウトがきたという逸材だ。少年硬式野球のリーグを超えた日本一決定戦であるジャイアンツカップに出て、本塁打を打っても不思議ではない。
それを、おそらくは第一期の巨人監督だった原辰徳が見ていて、強く印象に残ったというのだ。

これはいい話だ、もっと先が聞きたいと思ったが、

日本テレビ、河村亮アナは
「そうですか」
と、例の、全く気持ちがこもっていない相槌で、潰してしまった。
河村亮だけでなく、日テレのアナは、解説者の話を「捨て置く」ときに
「そうですか」
を多用する。くだらない話ならともかく、プロ野球の監督が、のちにプロ選手になる逸材をどんな風に見ていたか、何に注目していたかは、興味深い話題だったが、河村アナの一言で、「ぷつっ」とかみ殺されてしまった。

日本テレビの野球アナは「自分たちが試合を仕切っている」という意識が強い。感動もスリルも自分たちが、になっていると勝手に思っている。

「さあ、試合を左右する勝負がやってまいりました。気合を入れる阿部慎之助、対するは〇〇、場内も固唾をのんで見守ります」
とか
「いよいよ最終回、マウンドにはもちろん、この人、カミネロが悠然と投球練習であります」


みたいな歌い上げをする。
サーカスの口上じゃあるまいし、そんな古臭いセリフで誰も盛り上がらんわ、と思うのだが、要所要所で仕切るのだ。
特に河村亮アナは、場内の興奮をそのまま伝えてはアナウンサーの恥だ、とばかりに被せる、乗っける。

日テレのアナは、解説者なんてろくなこと言わないとも思っているので、適当に水を向けて、すぐに回収する。確かに原辰徳は、飲み屋のおっさんと五十歩百歩ではあるが、たまにはいいことも言うのだ。

それを拾う耳も感性もないとは、残念極まりない。

昨日の野球は岩瀬がぎりぎりで勝ちを拾うなど、面白かったけど、日テレの野球中継はやっぱりだめだと確認した次第。

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