サンスポ ダルビッシュが7回10K無失点で7勝目 圧巻のドジャースデビュー!
ニッカン ダルビッシュ、ド軍初登板で7勝目 打線も大量援護
スポニチ ダルビッシュ、移籍後初勝利!7勝目!圧巻7回無失点10K
デイリー ダルビッシュ、移籍初勝利 7回無失点で7勝目 3安打10奪三振
報知 ダル、ドジャース移籍後初先発で初勝利 7回10三振で7勝目
記録の観点からすれば、スポーツ各紙の見出しは全部、アウトだ。

ダルビッシュ有は、アメリカン・リーグのテキサス・レンジャーズから、ナショナル・リーグのロサンゼルス・ドジャースに移籍した。
レンジャーズで6勝を挙げていて、ドジャースで1勝。
日本でもアメリカでも、プロ野球では、同じ機構内でもリーグを移籍すれば投打成績は別物になる。
合算されることはない。
ダルビッシュがここから10連勝しようと、ハーラーダービーに名乗りを上げることはない。
リーグが違えば、記録も違うからだ。

個人の通算成績では、リーグが違っても同じ機構であれば、合算する。
100勝、2000本安打などはそうだ。しかし、タイトル争いなど、シーズンの個人記録はリーグごとに集計される。合算はしない。

記録の上ではこれが当然だ。
MLBでは毎年、多くの選手がシーズン中に移籍する。リーグをまたぐことも多々ある。場合によっては、合算すればリーグ記録を上回ることがあるが、それは記録としては評価されない。

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2008年、CCサバシアはア・リーグのクリーブランド・インディアンスで123奪三振、移籍したナ・リーグのミルウォーキー・ブリュワーズで128奪三振を記録。合計251奪三振は、ア・リーグトップのトロント・ブルージェイズ、AJバーネットの231を上回っていたが、当然、タイトルとは認定されなかった。

最近の日米のプロ野球は交流戦、インターリーグがある。両リーグは対戦しているが、それでも記録は厳密に分けられているのだ。

スポーツ紙はスポーツを専門とし、とりわけ野球は、365日そればっかり考えている記者がたくさんいる。記録の専門家もいる。
一般紙よりも記録の取り扱いには厳密であってしかるべきだが、実際にはスポーツ紙が一番緩い。

「日米の記録まで合算しているんだから、リーグの合算くらい、目くじら立てなくてもいいじゃないか」
という意見もあるだろうが、なし崩し的にこういういい加減な情報が発信されること、「記録」が、単なる部数増、アクセスアップに利用されるのは看過できない。

スポーツメディアは、「記録」をもっと大事にしてほしい。

見出しを上げるならせめて、

ダルビッシュ、ナ・リーグ初勝利、個人通算では今季7勝目

としてほしいと思う。



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