ミスターDHというべき強打者。イチローの頼りがいあるチームメイトでもあった。

1963年1月生まれ。同い年にフレッド・マグリフ、ポール・オニール、ボビー・ボニーヤ、マーク・マグワイア、ランディ・ジョンソン、デビッド・ウェルズ、ボビー・シグペン。日本の早生まれには欠端 光則 、宣 銅烈、井上 祐二。

ニューヨーク生まれのプエルトリコ人、大学はプエルトリコのアメリカン大、ドラフトを経ず1982年にマリナーズに入団。三塁手だった。

キャリアSTATS

E-Martinez


パワフルな打撃で注目されたが、問題は三塁守備だった。マイナーでの守備率は.950を上回ることはなかった。

5年目にしてメジャー昇格。89年までは代打、ジム・プレスリーの控え三塁手だったが、90年に正位置を獲得。3割をマークして中軸打者となる。しかしこの年の三塁守備率は.928と惨憺たるもの。

92年には首位打者をとり、三塁でのシルバースラッガーを獲得するが、この年も守備率は.943だった。

93年に左足を痛め、成績が低迷する。それもあって95年にDHに固定される。おそらく、これによってマルチネスの選手寿命は延びたはずだ。この年、二度目の首位打者。

選球眼が抜群で、投手に球数を投げさせる名手。シュアな打撃、長打もある。相手投手には厄介な打者だった。95年から6年連続で.320以上をマーク。

2000年には打点王、2001年にも116打点を挙げる。この年、イチローが加入。驚異的な出塁数をたたき出すイチローを、マルチネスが返すパターンが目立った。この年38歳。

徐々に成績が衰え、2004年限りで引退。マリナーズ一筋22年だった。DHでは1403試合に出場。

この実績は十分に殿堂入りに値すると思われるが、資格を得た2010年からの得票率は、36.2%、32.9%、36.5%、35.9%、25.2%、27.9%、43.4%、58.6%。
近年、75%の合格ラインに近づいてはいるが、守備での貢献度がない分、苦労している印象だ。

ぜひ、殿堂入りしてほしい。



2004年岩瀬仁紀、全登板成績


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