高橋周平は今年、気になる選手だった。

デイリー
中日・高橋周平内野手(23)が15日、今季2度目となる出場選手登録をされ、巡ってきたチャンスを生かす決意をにじませた。右腕尺骨骨折で今季絶望のビシエドに代わって昇格した若武者に、首脳陣も期待を寄せた。
高橋周平は、東海大甲府から2011年ドラフト1位で中日入り。高校屈指のスラッガーと評価が高かった。
昨年まではまずまずの成績だった。

キャリアSTATS

S-Takahashi


シャープな打撃が魅力。三塁手として、森野将彦の後継者として期待が高まっていた。

背番号が「3」になった2年前のキャンプでは一人でノックの雨を浴びる様子が見られた。

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間違いなく未来のドラゴンズを背負う存在だとみられたが、今季は二軍スタート、5月4日に昇格したが、8試合で2安打しかできず降格。

不振ということもあるが、高橋がチーム方針に従わず、不満を持っているという報道が一部でなされた。
トレード要員という憶測も流れた。

森監督や首脳陣とそりが合わなかったのかもしれない。おそらく昨年までは、多少不振でも出場機会が確保されていただろうが、今季は普通の二軍選手並みの扱い、見方を変えれば「干されている」と見えなくもない。
しかし今季の中日はゲレーロ、堂上、福田と三塁は固定されていない。高橋を干して誰を使う気だったのかよくわからない。

少し前までレギュラークラスだった選手が、故障でもないのに突然試合に出場しなくなることはNPBではたまにある。「干された」と言われることも多い。
最近では2010年、前年規定打席に達して.291を打っていた大村直之が、翌年2試合に出ただけで放出されたのが記憶に新しい。

球団、指導者に逆らったのか、別の事情があったのか。日本の組織らしい陰湿な雰囲気を感じる。

MLBであれば、すぐにトレードするだろう。組織に必要のない選手をチームはそのままにはしない。選手にしても新しい球団に行ってチャンスをつかむことを望む。

日本の場合、そうはならない。選手が球団に「詫びを入れ」て、煮え切らない形で復帰するか、さもなくば大村のように消えることも多い。

高橋には頑張ってほしいが、トレードで新たなチャンスをつかむ選択肢もあるだろう。

そういえば、阪神の藤浪晋太郎も「干されている」感はなくはない。
昨年160球を投げさされてから、藤浪は調子がおかしくなった。金本監督との相性も良くはなさそうだ。
今の制球難は、精神的な面が大きいのではないか。

今日、藤浪も再昇格するが、金本監督は
「彼の人生を左右する」
と言ったという。ナーバスな右腕エースにかける言葉として、適切とは思えない。

そんなことは言われなくてもわかっているし、そういうプレッシャーをかけることがプラスに働くとも思えない。
メッセンジャーが今季絶望になる中で、藤浪への期待は大きいが、阪神ではそれがマイナスに働くことも大きいのだ。

「久しぶりの一軍マウンド、楽しんで来い!」という文化はないのだなあ。

息が詰まると思ったら、藤浪も他球団で投げることを考えてはどうだろうか。

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2004年岩瀬仁紀、全登板成績


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