ヤクルトの投手陣はなかなか悩ましい。

打撃陣同様に、過去3年間の投手陣。

Yakult-P


もともとNPB屈指のヒッターズパークであり、投手陣は大きな期待ができなかった。
2015年も先発投手陣はほとんどが3点以上奪われる平凡な戦力だったが、ロマン、秋吉、オンドルセク、バーネットと絶対的な「勝利の方程式」が生まれたことで、チームは競り合いに勝った。

しかし2016年、バーネットはMLBへ。NPBでの実績が評価されての初のメジャー昇格だった。オンドルセクがクローザーに回ったが、シーズン中に首脳陣と喧嘩をして帰国。
秋吉に負担がのしかかった。
まずかったのは、ロマンを放出したこと。ルーキも獲得したから、フロントは「4人も救援投手はいらない」と思ったのかもしれないが、6000万円の年俸をケチって「勝利の方程式」を台無しにしてしまった。
先発投手陣は4点台の投手さえ珍しいような弱体ぶり。先発、救援ともにリーグ最弱となった。

2017年は若手の星、原を起用するが、先発陣はさっぱり。
救援陣も恃みの秋吉が故障し、苦しい状態に。今年もリーグ最弱の投手陣。ついには小川泰弘をクローザーに起用する事態となった。

故障は現場の責任ではないかもしれないが、一握りの投手に負担が集中するのは明らかなリスクだ。
それも含めて、ヤクルト投手陣は解党的出直しの必要があるだろう。





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