今日は午後から岐阜へ出張したので、甲子園の第1試合は家で、第2試合は車中に中継で見た。どちらもどつきあいの打撃戦だった。
広陵の中村奨成が1回に天理、碓井涼太から打った一発は、途中からぐんと伸びるような一発だった。打った瞬間にわかる一発。
2本目も角度があり、ぎりぎりではなく、打った瞬間にわかる本塁打。
中村は大きく構えて球を呼び込み、思い切り振りぬいている。本塁打の打ち方を知っているという感じだ。

昔は清原など主軸打者だけがこういう打撃を許されていたが、今は全員がこういう打撃ができる。だから今日の2試合のような乱打戦になる。

中村は182㎝77㎏とそれほど大きくはないが、腕から肩にかけて丸い筋肉がついていた。これは筋トレに加えてプロテインで作った肉体だろう。腰の張りと言い、ふくらはぎの太さと言い、格闘家のような体でもあった。

甲子園にはこうした体つきの選手が出場するようになった。昔のようになで肩でほっそりした投手や、小柄できゃしゃな内野手は見当たらない。

パワーという点では、明らかに昔よりもアップしている。あとは反射神経や身のこなし方など、いわゆる野球センスの差で実力が分かれているように思えた。

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先日、甲子園で観戦した時も思ったが、打球音が昔に比べて大きいように思える。
ボールは高野連が管理しているから、高校側では選択のしようがない。打球が飛びすぎると危険性が増すから、いまどき飛ぶように品質を変えることは普通、考えられない。

本塁打が急増した原因が用具にあるとすればバットだろう。規格内で反発係数を大きくした新仕様のバットが使われたのではないか。
「きーん」という異様な打球音はそのバットのせいではないかと思う。

さらには高温が続き、球が飛びやすくなった可能性もある。関東在住の人には信じられないだろうが、関西地方はずっと猛暑が続いていた。そういうこともボールの反発係数に影響した可能性はあろう。

少々の投手では、トップクラスの高校の打線は、もはや抑えきれない。高校野球の投打のバランスは崩れつつあるように思う。

結局、準決勝と決勝は休みなしの連戦である。とりわけ花咲徳栄の投手の疲弊が気になる。

明日も乱打戦ではないだろうか?



10人の打者 vs 23人の張本勲 |バットマンレース・スピンオフ


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