ブルージェイズに移籍した時点で、青木の身分は非常に不安定だった。
ブルージェイズはフランシスコ・リリアーノを放出したがっており、アストロズが、不要だった青木を受け入れることを条件にそれに応じたということだろう。

青木は現在、4番目の外野手ではあるが、その価値はどんどん下がっている。

キャリアSTATS

Aoki-0830


青木の最低打率は.272、最高が.288、平均が.285、確実にリーグ平均を上回る安打を打つことができる打者だ。

しかし青木は滅多に本塁打を打たない。今季、MLBは本塁打数が急上昇している。MLB全体の本塁打率は2016年の29.5から26.8まで上がった。

いろいろな理由があるとされる。打者ごとに守備位置を大きく変えるシフトが定着し、野手の間を抜く安打がへったために、打者はフライを打ち上げ始めたという説がある。確かに本塁打を除く安打の率は2016年.229から2017年.227と少し下がった。しかしこの程度では何とも言えない。

しかし本塁打に対するMLBの評価が高まっているのは間違いない。特に守備での貢献が比較的低い外野手は、本塁打を打ってなんぼという感じになっている。

青木は、自在が不足しているチームでなんとか4番目に滑り込むが、年齢的にもどうしてもチームに加えたい選手ではなくなっている。

ただこの時期にブルージェイズがDFAにしたのは、まだ良心的だ。ワイルドカード争いをするようなチームで、青木と契約する可能性があるからだ。8月中に契約すればポストシーズンに出場可能だ。

しかしそれがなければ、来季へ向けて厳しい道が待っている。

メジャー契約できればいいが、川﨑宗則と同様、マイナー契約からのスタートもある得るだろう。そうなれば、若手と競争して這い上がるしかない。

それをするくらいならNPB復帰と思ってもおかしくはない。青木はNPBなら十分に活躍できるはずだ。争奪戦が起こるだろう。

イチローの去就も微妙だ。2001年から続いてきた「日本人MLB野手」の系譜が、来年途切れる可能性が大きくなってきた。



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