セ・リーグは親会社が変わらず、歴史の長い球団が多いので、球団歌もパとは少し違う。
一番古いのは、阪神の「六甲おろし」だ。球団創設年に誕生した。夏の甲子園と同じく古関裕而の作曲、純粋にいい歌だと思う。



灰田勝彦と同じ系統の声を出す朝日放送のアナ、中村鋭一の歌が耳に残っている。そのあとの立川清澄の抜ける声も良かったが、植草貞夫、道上洋三はあまり印象に残っていない。
二拍子の昔ながらののんびりした調子なので、今の応援にはあまりなじまない。
甲子園で7回にこの歌ではなく、トランペットの演奏で風船を飛ばすのは、そういうこともあるのだろう。

巨人の歌は3代目だそうだ。馬場正平は1949年の2代目の歌の発表の際に、東京でそれを見ている。3代目の「闘魂込めて」は、長嶋茂雄と川上哲治も歌っている。最近の奴はテンポが速くなっている。



その名担いてグランドを照らすプレイのたくましさ、って自己陶酔が入っているのが巨人らしいがこの曲も嫌いではない。

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問題だと思うのは、中日ドラゴンズだ。昨年「いざゆけ ドラゴンズ」が発表されたが、まだ定着していない。「燃えよドラゴンズ」が知られていると思う。



巨人のV9を阻止した1974年に、板東英二が唄って大いに流行った。「タイムボカンシリーズ」みたいな感じの曲で、その後水木一郎が歌ってよくなじんでいたが、今となっては「昭和の歌」だ。
いつも引っかかるのは、打順の歌詞だ。
1番高木が塁に出て、2番谷木が送りバント、3番井上タイムリー、4番マーチンホームラン、って、1974年の歌詞からして違和感があった。谷木恭平はこの年6犠打、北海高校出の左の強打者でバントしそうな印象がなかった。
この歌詞は毎年代わるが、特に最近のように弱くて打線がコロコロ変わると、どんな打順でも違和感がある。ま、実際に球場でこの部分は歌っていないようだが、中日ファンはどう考えているのだろう。

広島の応援歌は熱い。暑い。マツダスタジアムではいろんな人がリレーで歌うバージョンが流れるが、誰の声でも熱い。時代を超えている。



まあ、この歌うたっているうちに頭の中も赤く染まっていくのだろうなと思う。

ヤクルト、DeNAの 歌も耳になじんでいるが、両方ともパ・リーグの球団歌と同系統の元気のいいあんちゃん風。

ヤクルトはそれより東京音頭が耳に残る。



前も言ったが、神宮球場でヤクルトに点が入って、周りのファンが一斉に傘さして東京音頭を歌いだしたら、横の外国人が腰を抜かしたのが強烈な印象だ。

セは相対的に歌が古い。いい悪いは別にして、セ・リーグの体質を表していると思う。

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