すでにいろいろコメントも出ていたが、球団の応援歌いがいにも野球の歌はいろいろある。
ずいぶん古い歌で恐縮だが、野球好きの歌と言うとすぐに思うのがこれ。



野球ファンというか、野球狂で、鶴岡親分や長嶋茂雄とも親友だった灰田勝彦の名曲。
昔の野球というと、これをすぐに思い出す。1951年の歌だが、戦後の自由な日本の空気が漂っている。

セ・パ両リーグの連盟歌というのもあった。

パ・リーグは、トランザムの「白いボールのファンタジー」これは大阪球場や日生球場でよく聞いた。
1977年だそうだ。新しい歌だな、と思った記憶がある。西武の松崎しげるの歌より早かったのだ。

セ・リーグの6人の選手が細川たかしと一緒に歌った「6つの星」、なかなか豪華な顔ぶれだ。パより1年早い1976年の発表だが、ド演歌の香りがする。この段階でもセの方が古臭い歌を歌っていたのだ。

2曲続けて



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昭和の野球の歌と言えば、「あぶさんの歌」、江本孟紀が唄った演歌調だが、これ、YouTubeにないな。
「俺が出てきたふるさとは 雪がちらつく頃だった」と結構いい声で江本が歌う。野村克也が声で出演していて、水島新司の世界をそのまま表現した名曲だと思う。

コメントではダサい曲だと言われたが、私は「野球場へ行こう」は重要な曲だと思っている。
今、NPBだけでなく、独立リーグでもこの曲が流れる。J-Sportsでも流していた。



「野球離れ」が進む中、こういう優しい楽曲が必要ではないかと思う。私は大好きだ。

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アメリカでは野球の曲と言えば、これだ。「野球場へ行こう」はこれに対応しているのだろう。



もうこれはキャンペーンでも、応援歌でもなく「野球のつきもの」という感じだ。

MLBには球団ごとの応援歌はないと思う。アメリカでは「みんな揃って応援する」という文化はない。
思い思いに野球を楽しむ。かんかんになって応援する日本のやり方は、理解できないのではないか。

レッドソックスのニール・ダイヤモンドの「 スイートキャロライン」も、応援歌ではなく「つきもの」だ。



なかなかいいなと思う。キャロラインとは、最近退任したキャロライン・ケネディ米駐日大使だ。なぜこの曲がフェンウェイの8回に流れるのか、よくわからないが。

ヤンキースタジアムのこれもいい。このようつべのシナトラは、ちょっとくたびれているが。



ヤンキースが勝っても負けても流れるから応援歌でも何でもないが、あか抜けてるなと思う。

球場でこの曲が流れるだけで、幸せになりそうだ。

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日本でも「応援」ではなく、BGMとして楽しい曲、忘れがたい曲が流れればいいなと思う。



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